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田村哲也プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

「出会った人(企業やそこに属する人)を笑顔にすること」

田村哲也

田村哲也

office TAMURAのコンセプト

「出会った人(企業やそこに属する人)を笑顔にすること」

《具体的には》
前に進めた、楽になった、スムースになった、迷わなくなった、
習慣になった、顧客が増えた、成長した、やる気が出た、
会社を好きになった、コミュニケーションが深まった・・・
などなど、社長も含めた全員が、
「価値基準」や「思考・行動・習慣」といった、
あるべき姿の共有、定着に向けてのお役立ち
➡つまり、その企業における
「経営理念」の重要性と浸透を全力サポート

なぜ、「経営理念の定着・浸透」にこだわるのか

小規模事業所の多くの経営層の方とお会いしてきた。
そのお悩みは、「人・モノ・金」のうち、ほとんど全て「人」・・・
スタッフへの様々な願いや成長や問題等に集約される。
▪経営層は、
 「何故思い通りに動いてくれない、何故そういう判断をした、
  何故速やかに報連相しない、何故心配りができない・・・」
▪そして対するスタッフは、
 「聞いてないとか、言っても聞いてくれないとか、
  一貫性がないだとか・・・」

そこで、大切なのは、社長以下全員が立ち返れる物差し。
決してぶれない心棒。
➡つまり「経営理念」の定着と浸透だ。

例えば、お客様先で、商品やサービスの良さや中身を、
こっち都合でとうとうと喋るから真意が伝わらない。
そうではなく、企業の存在価値や意義、
自分自身の役割や責務を、きちんと腹落ちしていれば、
その現場での言動は違ったものになり、
説得ではなく「納得」して手にしてもらえるのではないだろうか。

例えば、お客様のリアクションや考え方、
仲間に対する思いやり、
売上や利益に対する考え方(こだわり)など、
様々な場面で
 「Aではなく、Bを選択しよう。
  何故ならうちの理念(思想・価値基準)は、○○なのだから」
というような、判断や行動がとれるようになれば、
少なくとも屋台骨を揺るがすような、
はたまた急速に品質や売り上げが落ち込むようなことはないと、
信じてやまない。

大手企業の隠蔽や改ざんも、どこかの流れや段階で
「これやっちゃぁまずいよね」といった、
本来あるべき業種や業態や
その企業が持ち合わせていなければならない哲学(理念含む)が
働かなかったことに尽きるかと考えられる。

また、「働き改革」の波が押し寄せている今こそ、
ルールや体裁を整えることと共に、
最もその根幹にあるものは何かを考えると、
たどり着くのは、その部分ではないかと思えてならない。

企業の価値とは?

さあ、そこで理念だ。
多くの企業では、「世の中への貢献や顧客志向」を、
経営理念や社是社訓に掲げている。
にもかかわらず、現実の経営は
「儲ける為なら、何でもやれ」的な温度や風が、
(少なくとも)スタッフの理解レベルでは、そう解釈していたり・・・
ややもすると、それすらもない、場当たり主義、ことなかれ主義・・・
が、散見する。

経営理念の根幹にあるもの(あるべきもの)とは、
端的に言えば、「『価値』を市場や顧客に提供し続けること」。
勿論、企業である以上、売上や利益は大切なこと。

しかし、「売上を伸ばす・・・」とか、
「利益を上げるために・・・」という発想の枠組みにとどまっている限り、
現状打開の方向性はなかなか見えてこないと思う。
同時に重要なことは、この『価値』を決めるのは、
送り手側の企業ではなく、受け手の側、すなわち「お客様」であるということ。

さらに、企業の『価値』とは何か?
「どれだけ人を幸福にしているか、
 世の中の役に立っているか、その総量」ではないかと考えられる。

沢山の利益を上げていても、そこに働く従業員が苦しみ、
かつ精神的にダメージを受けている人が多い企業が、
真に価値ある企業でしょうか。
どれだけの人々を幸福にしたかの判断軸で見る時、
その結果は全く異なってきます。

これはそっくり逆も言えて、スタッフの姿勢が全くなっておらず、
クレームやコンプラに奔走している経営層のいる会社も、
世の中の役に立っているかという判断軸で見れば、
同様ではないでしょうか。

経営理念は「北極星」

「食うか食われるかのこの時代に、
 なに青臭いことを言ってるんだ」とお叱りを受けそうですが、
経営層の方々が、人間としての素直さや青臭さを
失ってしまったらおしまいではないでしょうか。

実際に、業績を上げ続けている企業や、
素晴らしい企業に訪問してお話を聞くと、
共通した特徴があります。
「挨拶がきちんとできる」 
「整理整頓が行き届いている」 
「雰囲気が明るい」
この3つでした。
そしてどの企業も、この3つがスムースに出来ることを、
ある意味目指しているのではないでしょうか。
そんなことが実行に移せる、指針(思い・ベース)があり、
その延長線上に「経営理念」があるのではないでしょうか。

なのに、絵に描いた餅となっていたり、お飾りとなっていたり。
やさしく、わかりやすいものとして、
関わる全ての者が、身につけて、身近なものとして
習慣化されることに意味があると思うのです。

私はよく、経営理念を「北極星」にたとえます。
いかなる時も、いかなる場所から誰がみても、
「真北」にありぶれないもの。
そしてそれは社長ですら永遠に手にすることの出来ない、
遠い存在で、日々それに向けて精進していくもの。
必ずや損得ではない「嘘か誠」のような、
迷った時や困った時に、そこに立ち返られる大切なバイブル。

▪理念を軸に、スタッフが成長する事。
 また人としてよりよい仕事をしてもらうこと。
▪理念を軸に、スタッフが素晴らしい生き方が
 出来るような風土・文化の形成。

その結果、モチベーションの高いスタッフが素晴らしい仕事を行って、
それらに対してお客様が高い満足を得られる。
そして結果として、企業自身も成長・発展する、
というあるべきスパイラルの構築。

こういった流れを共有・共感していただける経営者さんの
お役に立てることが、office TAMURAのコンセプトとなります。

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田村哲也
専門家

田村哲也(経営コンサルタント)

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小規模事業所経営者さんが、なぜ「儲ける」という課題をクリアできないのか?経営者さんを取り巻く2つの障壁をクリア‼❶忙しいの解消→「第二領域」の確保❷成果を上げるため→「苦手領域」のサポート

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