サロン・コンサート司会のお仕事

9月10日(日)は、ソプラノの赤池優さん、ピアノの中山博之さんの【愉しいデュオ・コンサート】の司会でした。

【からたちの花】【五木の子守唄】から【アメイジング・グレイス】イタリア歌曲まで全19曲。

曲の合間に、歌の背景や詩の意味を解説してくださるので、分かりやすいし、興味深い！！！

お二人の掛け合いも軽妙で、そんな和やかで、笑いの絶えないコンサートには、その雰囲気に合った声のトーンや喋り方を選びます。

英語で司会者を、MC＝Master of Ceremonyと言いますが、司会とは、文字通り、【会を司る人】。

声のトーン、喋り方の雰囲気、言葉の選び方、顔の表情、立ち姿一つで、会全体の雰囲気をコントロールすることができる立場です。

イベントによって、厳か、和やか、しんみり・・・と色々な局面がありますから、それぞれに相応しい雰囲気を、声のトーンや喋り方などで演出していかなくてはなりません。

また、お客様の層や会場の広さによっても声のトーン、喋り方を変える必要があります。

そして最も大切なことは、お客様に語りかける、お客様と同じ目線に立つ、つまり、【お客様の身になる】という気持ちです。

お客様と対話ができ、お客様の反応が手に取るように分かる司会は大好きなお仕事の一つです。