ちょこプロで、気軽に話し方を学びませんか?
新型コロナウイルスによる外出自粛が続いていますが、在宅による運動不足により、なまってしまうのは、身体だけではありません。
見落としがちなのが、声帯や舌・・・などのお口周りです。
自粛で家から一歩も出ず、気づくと、誰とも話していない、声を出していない・・・という一人暮らしの方もおいででしょう。
しばらく声を出さずにいて、急に出そうとすると、声にならなかったり、かすれたりするものです。
声帯や舌も筋肉ですから、使わないと、次第に衰えていくのです。
食べ物を噛み、飲み込む作業も、舌や喉といった口の中の器官が担ってくれています。
誤嚥性肺炎も、口腔内の器官が衰えることで起きますので、その予防の為にも、お口を鍛えることも忘れないでください。
具体的には・・・一日に5分でもいいので、意識的に力強い声を出すことです。
(腹式呼吸による発声が望ましいのですが、それについては、後日、書きます。)
その声を使って以下のお口体操をなさってみてください。
●アイウエオ体操
大きな口を開けて、変顔をするくらいの勢いで【ア!イ!ウ!エ!オ!】を5回繰り返す。
一音一音、少し伸ばすと良いでしょう。
●ワハハ体操
大きな口を開けて【ワハハ】【イヒヒ】【ウフフ】【エヘヘ】【オホホ】を5回。
●パタカラ体操
大きな口を開けて【パタカラ】を20回。
慣れてきたら、なるべく早く言ってみましょう。
自粛期間が明けた時に、元気でいられるよう、お口周りの体操にも取り組んでみてくださいね。