一元管理を行うメリット
医療機器管理・医療機器保守点検・医療機器安全管理について考えてみたいと思います。
皆さんはChatGPTを御存じですか?知っているけど使ったことは無いとか、既に使っているなど色々だと思いますが、きちんと正しく機能してくれればこんなに便利は無いと思っています。今はまだ創世期のため精度を欠くところが有りますが、あと何年かして精度が上がってくると思います。
そもそもChatGPTとはOpenAI(アメリカの人工知能開発企業)が2022年に公開した人口チャットボットであり生成AIの一種です。わかりやすく言うと「生成可能な事前学習済み変換器」という事でこれを横文字にするとGenerative Pre-trained Transformerで、この頭文字を取っています。チャットとは複数の利用者がリアルタイムにメッセージを送信するためのシステムです。Zoomで使われていますよね。
ChatGPTはスマホでもアプリをダウンロードできますので、まだ使ったことの無い方はちょっと試してみてください。
話を戻しますがChatGPTを医療機器の安全管理に利用できるのではないかと私自身は思っているのですが、イメージとしては以下の通りです。
とある病院の一般病棟にて
夜勤看護師A(以後看A):あれぇ?なんかモニタに心電図飛んできてなくない?
夜勤看護師B(以後看B):ホントだ、どうしてだろ?
夜勤看護師C(以後看C):じゃあさ、チャット君(医療機器安全管理ChatGPT)に聞いてみようよ。(といってスマホを取り出す)
看B:心電図モニタで波形が出ないんですけど何でですか?(チャット君に話しかける)
チャット君:波形がモニタに出ない理由はいくつかあります。1、送信機の電池切れや電源が入っていない場合。2,送信機のコードが患者さんの懐深くに入っていて上から寝具が掛かっている場合。3,ナースステーションのセントラルモニタのアンテナが外れている場合です。すべての患者さんの波形が出ない場合はセントラルモニタのアンテナ線が外れていないか確認してください。それ以外ではベッドサイドでの送信機の使用状況を確認してください。
看A:全部の波形が出てないからステーションのモニタを確認してみよう!
看C:あっ!アンテナ線が外れてるよ!繋いでみよ!
看A:波形が出たぁ!
看B・看C:よかったぁ!どうなるかと思ったけど案外あっさり解決したね!
看B:チャット君ありがとうございました。無事に解決しました!
チャット君:解決しましたか^^よかったです^^これからも何かお困りごとが有りましたら気軽にお声がけください。
こんな感じです。ChatGPTはきちんと評価してあげると正しいと機械学習し精度が上がっていくそうです。
私が昔日本光電という医療機器メーカーに居た時はこんな時病院から電話がかかってきて今すぐ見てくれとよく呼ばれていました。こんな時ChatGPTがあれば便利だな〜と思っていたことでしょう。
今弊社ではチャット君の前段階として「医療機器のあるある講座」とい動画アカデミーを提供しています。ご興味のある方はお問い合わせください。