印象力・外見力から自分を客観的に観る習慣
【信頼感って?】
ファッションのコンサルティングをしていて
「信頼感があるようにみせたい」
そんなご希望をいただくこともあります。
また、
「信頼されるようにちゃんとスーツ着てるようにしてます」
というお話も聞きます。
でもね。
実は・・・、
それでは信頼感って相手には伝わらなかったり・・
するんです。
企業の研修で様々な業種の方に
「お客様との接客で心がけていることは?」
と質問をすると、
「信頼感をもたれるように心がけています」
と答えてくださる方もとっても多い。
でも、なんでだろう。
そんな想いをスタッフは持っているのに
会社の方からは
「あいつももっと信頼感をもたれるような
印象作りやコミュニケーション力をつけさせたい
んですよ〜」
って上司の方からの声が耳に入ったり。
思っていることと、出来ていることは違う
思っているのに、
やっているのに、
何故に、そう相手に伝わっていないんだろう?
周りから判断されないんだろう。
そもそもね。
信頼感って何?ってお話。
「ちゃんとしろって言ってるんですけどね〜。」
「お客様の信頼を得られるように対応しろ」
とかね。
たぶん、
その言われたご本人は全員といっていい程、
「信頼感を損なおう!」・・・として
わざわざ行動したりしてないはず・・・
なんですよね。
そんな人・・・たぶん居ないんじゃないかと。
私は、まだお会いしたことがないです。
なのに、人から
「ちゃんとしろ」とか
「信頼感を」とか
言われちゃうわけなんですよね。
だから、
「信頼感」って言葉だけで全ての行動や
基準を伝えようとするのが
そもそも無理だと私は思うんですよね。
だから、
私は、
「信頼感=安心感」として伝えています。
人と人がつながる理由
銀行員としての安心感。
相手の大切なお金を扱うという安心感の伝え方。
保育士としての安心感。
大切な命を扱う、そして豊かな心と成長を
育むサポートをしている人という安心感の伝え方。
そもそも、仕事も立場も違えば
その商品やサービスを買ってくれる人=お客様が
「欲しい安心感」が違うわけ、ですよね。
その「自分の欲しい安心感」を提供してくれそうな人を
信頼できる人、と判断する。
それがそれぞれが求める信頼感、ではないのかなと、ね。
そこには、
当然、必要な事を解決してくれる知識や技術、
適確に伝えてくれる会話力、
適正とその方が判断される価格、場所、時間・・・・等や
様々な条件ももちろんある上に、
扱う人の扱い方、も入るわけですよね。
「扱う人」の「扱い方」
男性は、スーツは戦闘服だ、とおっしゃる方も
多いですよね。
でも、スーツ着ているのに
「ちゃんと信頼感が伝わるわけではない」
のは、何故?
これまでの事例を検証すると・・・
「ちゃんと」は伝わったけど
「安心感」が伝わっていないのでは??
安心感は、心で感じるもの。
相手の心に投げて、相手の心で受け取るもの。
では、提供する側も心を「そのモノ」に
のせないと、
商品だけで勝負をしようとしても
なかなか難しい事もあるかもしれませんね。
続く。
斉藤典子HP
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