自毛植毛をして10年経ったらどうなる?
紀尾井町クリニックの自毛植毛では、無理をしない、自然な仕上りを目指しています。薄毛でお悩みの方に自信を取り戻して欲しいという思いで長年にわたり治療を続けていますが、不自然な植毛デザインでは自信を取り戻せません。男性型脱毛症(AGA)の治療では薄毛の進行を前提として、現状の回復と合わせて、将来の見え方も考慮した植毛デザインが重要になります。
【眉毛から生え際までは最低7センチ】
生え際の位置は、自毛植毛ではとても重要な内容です。眉毛の上から伸ばした直線上で、生え際の中央の位置を決めます。標準的な位置は、若い方では約7cmです。生え際の位置を低く下げたいというご希望があっても、6.5cm以下に下げることは稀です。
移植毛は生涯にわたって生え続ける事が期待できるので、生え際を下げる場合には、慎重に決める必要があります。どうしても下げたい場合は、最初は以前と同じ位置に移植し、仕上がりを1年後に見ていただいた後で、生え際を下げる必要があるのかどうかを改めてお決めになるのが良いと思います。
【M字の将来を見据えて】
M字の左右差が気になる場合は、自毛植毛で修正できます。そのとき、忘れてならないことは、生え際の後退は、一時的ではなく将来も進行していくことです。例えば、生え際の左側のM字だけが薄くなった場合、この左側だけに植毛すると、今は一見バランスが取れたように見えますが、将来生え際全体がさらに後退したとき、移植毛のある左側だけが低い位置で残り、既存毛だけの右側が後退して、左右でバランスが逆転する可能性があります。
これを防ぐために、生え際の植毛では、全体のラインを作っておくことが大切です。前述の例では、右側のM字や中央部の密度は、左側のM字より低めでも構いません。植毛の密度は場所によっていろいろ調節することが可能です。ただし、将来生え際が後退したときのことを考えると、極端に左右差をつけて植毛することは、避けなければなりません。
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