毛球とは？

　本コラムの内容は紀尾井町クリニック公式サイトのコラム「毛球とは？【医師監修】」のダイジェスト版になります。
　完全版は公式サイトの「毛球とは？【医師監修】」にてご確認頂けますので、関心をお持ちの方はぜひご覧ください。

毛球の役割と構造

　毛球は髪の根元にある球状の組織で、毛乳頭・毛母細胞・メラノサイトが集まり、髪の生成や色を決定する重要な場所です。毛乳頭は栄養や成長信号を送り、毛母細胞が髪を形成、メラノサイトが髪色をつくります。まさに「髪の工場」と呼べる働きを持ち、健やかな髪を維持する要の部分といえます。

毛球とヘアサイクルの関係

　髪は成長期・退行期・休止期のサイクルを繰り返します。毛球はこのサイクルに深く関与し、特に成長期には活発に細胞分裂を行い髪を伸ばします。退行期や休止期には活動が弱まり、やがて自然に抜け落ちます。この仕組みのバランスが乱れると、抜け毛や薄毛の原因につながります。

AGAや生活習慣との関連性

　AGA（男性型脱毛症）では、毛球の働きが弱まることで成長期が短縮し、細く短い髪が増える傾向があります。また、栄養不足やストレス、間違ったヘアケアも毛球に影響します。日常的にバランスの取れた食事や頭皮ケアを心がけることが、毛球の健康維持に役立ちます。

医療によるアプローチ

　毛球の働きをサポートする方法として、医療機関では内服薬（フィナステリドやデュタステリド）、外用薬（ミノキシジル）などが用いられます。こうした治療は医師の診断をもとに行われるため、自己判断せず専門家に相談することが望ましいといえます。

詳しくは公式サイトの完全版「毛球とは？【医師監修】」をご確認ください。
紀尾井町クリニックでは、AGA・薄毛治療を専門にAGA治療薬から自毛植毛FUT法からFUE法までを取り扱っております。薄毛でお悩みの方はお気軽にご相談下さい。