FUT法とFUE法の違い
本コラムの内容は紀尾井町クリニック公式サイトのコラム「FUE法でよくある質問と回答【医師監修】」のダイジェスト版になります。
完全版は公式サイトの「FUE法でよくある質問と回答【医師監修】」にてご確認頂けますので、関心をお持ちの方はぜひご覧ください。
FUE法の基本と特徴
FUE法は毛根を一株ずつ皮膚からくり抜いて移植する手技です。切開を伴わないため線状の傷は残りませんが、採取した数と同数の直径1mm程度の点状痕として残り、採取数が多いほど目立つリスクがあります。
メリットとデメリット
メリットは、ひとつひとつの傷跡が目立ちにくいことやFUT法よりも短髪スタイルにも対応しやすい点や傷の回復が比較的早い点などが挙げられます。デメリットとしては、効率的に大量移植するには不向きで、施術時間や費用がかさむ傾向があります。また有効採取率や仕上りは医師の技量や経験によって左右されやすい方法でもあります。また、ひとつひとつの傷痕は小さくても直径1mm程度の米粒大の傷痕が必ず採取分だけ残るので、採取数を増やすほど密度が低下していくため注意が必要です(ドナー部が薄毛になってしまう場合があります)。
適応と注意点
少数株の移植に向いている一方、大量の移植株を必要とする移植には無理が生じてしまう場合(密度低下やドナーエリア以外からの採取など)もあります。短髪を希望する方や傷痕の修正などに選ばれる傾向がありますが、自分の希望や薄毛の進行度、状態や体質などに応じて最適な方法を専門医と相談することが重要です。
詳しくは公式サイトの完全版「FUE法でよくある質問と回答【医師監修】」をご確認ください。
紀尾井町クリニックでは、AGA・薄毛治療を専門にAGA治療薬から自毛植毛FUT法からFUE法までを取り扱っております。薄毛でお悩みの方はお気軽にご相談下さい。



