AGA治療薬とは?その効果や副作用を解説
AGAによる薄毛を改善する為の治療法は多岐にわたります。そのため、ご自身の症状やご希望に合った方法を選ぶ必要があり、迷われる方も多いのではないかと思います。
そこで薄毛治療に関する現状とその特徴について、当院公式サイトの「薄毛治療について」より、簡単にご紹介させて頂きますので、薄毛治療のひとつの参考にして頂けますと幸いです。
もしご興味がありましたら、当院公式サイトの「薄毛治療について」を参照ください。より詳細にご紹介させて頂いております。
専門医への相談
AGA等の薄毛にお悩みの際は、まずは薄毛治療に関する専門的な知識と経験を持つ専門医に相談することをおすすめいたします。ご自身の薄毛の状態を診断して原因を把握してから、その原因に対して適切なアプローチを実施していく事が最適な治療といえるでしょう。
医薬品による治療
薄毛治療において、ます取り組みやすい治療法として挙げられるのは医薬品による治療です。
内服薬による治療
内服薬としては、フィナステリドとデュタステリドが一般的に使用されています。いずれも男性ホルモンであるテストステロンがAGAの原因であるジヒドロテストステロン(DHT)へと転換するの助ける「5α還元酵素」という物質をを阻害する作用があります。その作用によって、髪の毛が太く成長する成長期を延ばし、髪の毛1本ずつが太くなることで薄毛の症状の改善が期待できます。
外用薬による治療
外用薬としては、ミノキシジルが一般的に広く使用されています。頭皮に塗布した際におきる血管拡張作用によって、毛乳頭細胞へより多くの栄養素や酸素を運んで毛髪の成長促進による育毛効果(抜け毛の減少や薄毛進行の遅延など)が期待できます。
植毛手術
AGA治療薬による治療において効果が感じられない場合は、他の選択肢として植毛手術(自毛植毛)があります。なお、日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」において、自毛植毛手術は、男性型脱毛症は推奨度B(行うよう勧める)、女性型脱毛症は推奨度C1(行ってもよい)となっており、人工毛植毛は推奨度D(行うべきではない)とされていますので、本記事では「植毛=自毛植毛」とさせて頂きます。
自毛植毛
自毛植毛とは、薄毛が気になる部分に自身のAGAに強い髪の毛を移植する方法であり、自然な見た目や簡便な管理、永続的な効果等が期待されるAGA治療法です。
FUT(Follicular Unit Transplant
ドナーエリア(後頭部や側頭部)から帯状に頭皮の組織を切り取り、そこから毛包単位に手作業で切り分けてから植毛する方法で、生涯には最大で約5,000~7,000株の植毛が可能なため、広範囲の薄毛治療に向いています。細い線状の傷痕が残りますが、周囲の髪の毛を伸ばす事で隠す事ができます。
FUE(Follicular Unit Extraction
ドナーエリア(後頭部や側頭部)の毛包を機械を使って1株ずつくり抜いて移植株を作成して移植する方法で、生涯には最大で約2,000~3,000株程度の株数が目安となるため、比較的狭い範囲への移植に向いています。米粒大のくり抜き痕が採取した数と同数残りますが、周囲の髪の毛を伸ばす事で隠す事ができます。
※ 自毛植毛についての詳細は、当院公式サイトの「自毛植毛とは」を参照ください
その他
その他にも、LED および低出力レーザー照射、かつらなど様々な薄毛治療がございます。
治療の費用と注意点
薄毛治療の費用は、治療法によって大きく異なります。また、治療法によって副作用やリスク、メリットやデメリットがございますので、医師に相談の上、必ずそれらの説明を充分受けた上で治療を開始するよう心掛けてください。
上記の詳細につきましては、当院公式サイトの「薄毛治療について」の記事をご覧ください。
薄毛治療には、様々な治療法があるため、薄毛治療の専門的な知識や経験を持った専門医による診断を受けた上で、医師と共にご希望やご予算に応じて治療法を選択していくことをおすすめいたします。
AGA・薄毛治療・自毛植毛の専門院として1998年開院の実績を持つ紀尾井町クリニックでは、医師による無料カウンセリングを行っております。お悩みに寄り添った上で一緒に薄毛治療プランを考えておりますので、薄毛治療を検討されている方はお気軽にご相談下さい。