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川居宗則
資金調達コンサルタント
川居宗則(資金調達コンサルタント)
経営デザインコンサルティングオフィス株式会社
【融資の流れを変えた「経営者保証ガイドライン」】経営者保証を見直すための3要件 中小企業庁の解説によると、経営者保証ガイドライン(以下、ガイドライン)は「中小企業、経営者、金融機関共通の自主的...
【家族も資産を失う倒産の構造②】◆自宅の売却に追い込まれた父親 江戸時代の素封家にさかのぼるというB家は地元の名士で、一族には事業家もいて、B社長の父親は地域の一等地に複数の不動産を所有する資...
【経営者保証を無力化させる社長の自己破産③】 この一件は、いまでも当時の絶望的な緊張感がよみがえるほど、私にとっては苦い記憶です。しかし、この経験は銀行員としての私にお客様を信頼することの難し...
【経営者保証を無力化させる社長の自己破産②】 金属加工業A社からの1枚のFAXについて、それまでまったく兆候がなかったわけではありませんでした。 第一に、A社に対する融資案件について、銀行のシス...
【経営者保証を無力化させる社長の自己破産①】 金属加工業のA社は、私が銀行員になって5年目に担当したお客様です。およそ20名の従業員を抱えて家電製品用の金属部品を製造しており、毎年、売上が10億円程...
【事業承継の2025年問題 後継者問題】前回「事業承継の2025年問題」について、以下のような課題があると説明しました。 2025年問題とは、いわゆる団塊の世代が2025年に75歳を超えるため、その後の超高齢...
【事業承継の2025年問題】「事業承継の2025年問題」について、見てみましょう。 2025年問題とは、いわゆる団塊の世代が2025年に75歳を超えるため、その後の超高齢化社会で起こると予測されている諸課題の...
【後継候補者の大半が挙げる承継拒否の理由】中小企業庁によれば、2025年までに経営者の平均的な引退年齢とされる70歳を超える中小企業・小規模事業者の経営者は約245万人にのぼり、そのほぼ半数にあたる12...
「事業承継が失敗する原因は経営者保証にあり」昨今、中小企業をとりまく環境が厳しさを増していることは、多くの経営者の方々が肌身で実感しているのではないでしょうか。とりわけ、2020年のコロナ禍で打撃...
「時間がかかる案件は実現可能性が低い」 融資課長をクリアした稟議書は、さらに副支店長と支店長のもとで精査されることになりますが、よほどの問題が浮上しないかぎり、融資課長によって問題がないと判断...
「融資審査のキーマン」融資に関する審査において、本部の決裁を必要としない場合、最終的な決裁者は支店長になります。しかし、対外的な活動が多く、日々、多忙な支店長が一つひとつの稟議書を詳細に検討す...
「支店長の仕事と タイプ」一般的には、お客様との面談や会合への出席といった対外的な活動と、決裁事務をはじめとする支店内での活動をバランスよく両立させるように心がけている支店長が多いのではないで...
「支店長はどういう仕事をしているのか?」多くの金融機関に共通する保守的な風土は、経営者の方々も日ごろのやりとりを通じて感じているでしょう。一方で、金融機関としての基本的なスタンスが大きく変わる...
「銀行は、晴れの日に傘を貸す?」ドラマの『半沢直樹』にも「銀行は雨の日に傘を取り上げ、晴れの日に傘を貸す」というセリフがありました。金融機関に対する批判的な気持ちが伝わってくる表現ですが、融資...
「融資のしくみ 本部決裁とは」 支店長に届けられるまでの経路は支店長決裁と同じですが、支店長の決裁を経ると、稟議書はさらに本部へ回ります。 そして、審査部や融資部の担当者が内容を確認し、...
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