声がかすれる、すぐ喉を痛めるという方
こんにちは、堀口メソッドボイススクールの堀口明保です。
今回は年齢と共に声が出しづらくなってしまったという方のために、どうやったら改善していけるかをお話していきます。
声と喉の筋肉の関係
なぜ年齢と共に声が出しづらくなるかというと、筋肉が衰えるからです。
普段あまり意識はしていないと思いますが、声は息を使って喉を震わせて出しています。
息の量も喉も筋肉量が大きく関わってきます。
筋肉なので使わないでいると大きく衰えますし、使っていたとしても変な使い方をしていると痛めてしまうこともあります。
年と共に声が出づらくなった方は、疾患による原因でなければこの2つの要素で筋肉が落ちたり痛めてしまって出にくくなっている方がほとんどです。
声のトレーニングで難しいのは、出づらいからと言って声を出さないでいると、筋肉が衰えてどんどんと出しづらい悪循環になってしまうことです。
足腰などと同じで休めているだけでは筋肉が落ちてしまうのです。
若い内は休めたあと、無理やり喋っていたら治るという風に回復力で何とかしていた方も、年と共に落ちるペースが早く、かつ筋肉を痛めやすいので悪い循環になってしまった方を多く見かけます。
なので当校で重視して教えているのは、喉を痛めない声の出し方に変わるためのトレーニングです。
喉だけで無理やり出すクセがあると、せっかく声を出していても鍛えるどころか傷をつけてすぐに傷めてしまいます。
足などの他の筋肉と同様に正しい使い方が重要です。
特に声に関しては、どういう風に動かして声が出ているというのが体の中で起きていて見えませんので意識せずに悪いクセがついてしまっている方が非常に多いです。
その方のクセをみて、正しい使い方を意識していただけると、喉への負荷が減りますし声を出すこと自体がとても楽になります。
ボイストレーニングというと歌手や役者などの特別な方がやるものと考えがちですが、声を出すことは誰しもがすることです。
当校のレッスンはどんな方でも、声にお悩みの方が変われるためのトレーニングですので、どんな方でも無理なく続けられるレッスンをしています。
そして、自分の声は出しやすいし楽しく話せる声だ、という状態を取り戻すと、話すことへの積極性も変わっていきます。
以前通われていた方で、年齢と共に声が出しづらくなって話すことも億劫になってしまった、という方が居ました。
その方はトレーニングを通じて話すことが楽になると同時に、色んな趣味サークルに参加して新しく出来た趣味仲間や友人たちと遊んだり旅行したりと楽しい事がとても増えたという嬉しいご報告をいただいたことがあります。
年齢と共に衰えてしまうものは仕方ないんだと諦めてしまう方は多いのですが、衰えやすくなったからこそ、その方に合った適切なボイストレーニングで筋肉を維持し育てていくことが重要になります。
通われた方の中で、80代の方もいらっしゃいましたが、成長速度はゆっくりでも大きく改善していかれました。
トレーニングをすることに遅いという事はありません。
ぜひ当校のレッスンで変わっていけることをご体感ください。
無料の体験レッスンを予約制で行っているのでぜひ、当校HPの問い合わせフォームやお電話でお申込みください。
