聞き取りやすい声になるには?

堀口明保

堀口明保

テーマ:ボイストレーニング

こんにちは、堀口メソッドボイススクールの堀口明保です。

今回は聞き取りやすい声になるための方法についてお話していきます。

当校の受講理由でよくあるのは、よく聞き返されてしまう、声が全然届かないといったお悩みです。
ある方は、母親が高齢になり、よく聞き返されてしまう。それで大声で話しているとすぐ疲れてしまうし、母親に怒鳴っているようですごく嫌になってしまう。という事がお悩みで受講されました。
レッスンを通じて、聞き返されなくなった上に、すごく伝えるのが楽になったと嬉しいご報告をいただきました。

どのようなレッスンをすることでそう変わっていけたかを今回書いていきます。

印象のいい大きな声を出せるようにする

その方の場合、滑舌も必要だったのですが、まず普段の声のボリュームが小さめの方だったので、声の大きさから改善していくためのトレーニングをしていきました。

大きな声を出そうとした際、力が入ってしまうと怒鳴るような声になってしまい、印象も悪いし喉も傷めてしまう悪い声の出し方になってしまいます。

まず、力を抜いて響く声の出し方に変えていくことが大切です。

力を抜く、というと簡単なことに聞こえますが、喉の力を抜いて体から力が抜けた状態というのはとても難しいことです。
肩こり腰痛も過度に力を入れてしまうクセから出てくるものなように、人間誰しも無意識に不必要な力を入れるクセがついていってしまっています。
まず、これを呼吸と声を出す練習を通じて、その方のクセをみながら力を抜くためのトレーニングを当校ではおこなっています。

その方の場合、肩に力が入り姿勢が前に傾きがちだったため、姿勢と重心を意識して呼吸と発声練習をしていっていただき、その方が呼吸が楽なこと、声が楽に大きく出せることを実感していっていただきました。
発声練習と並行して行っていくことで、良い声が出せる状態というのは体も力が抜けて良い状態になっていることが確認していけるので連動して良いクセを身に付けていくことが出来ます。

声が響く状態で、おなかを使って声を出すと大きいけれど響く、出していても心地の良い声が出ます。これを実感していっていただくことが重要で、大きな声を出しちゃいけない、という心のハードルも下げていくことが出来ます。

耳が遠い方に対して、大きな声を出しても悪い印象の声にならないし、そんなに疲れないと実感出来てからはちょっとしたことでも伝えたりコミュニケーションを取ることもすごく楽になるので関係も大きく改善していけます。

更にその方の場合、滑舌も練習していくことで聞き取りやすく表情の伝わる声の出し方も出来るようになり母親だけでなく、友人や親戚たちとの関係も良好にしていけたそうです。

このように聞き取りやすい声に変えるにはその方に合ったトレーニングが必要ですが、かならず良いクセに変えていけて確実に改善していけます。
生まれ持った個性と諦めずに、当校のレッスンで変化を感じていただけたらと思います。

変化を感じられる体験レッスンを無料で開催しています。
その方のお悩み、クセに合わせられるよう個人レッスンで行ってますので予約制です。
当校HPの問い合わせフォームやお電話でお気軽にお申込みください。

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堀口明保
専門家

堀口明保(話し方スクール講師)

堀口メソッドボイススクール

話下手な人が実際に克服した体験を基に体系化した話し方教室。講師が発声練習で人生を前向きにした実体験があるからこそ、話し方に苦手意識のある方の気持ちを理解でき、生徒さんに寄り添ったレッスンをしています。

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