子供たちが言うことを聞いてくれないとお悩みの教師の方
こんにちは、堀口メソッドボイススクールの堀口明保です。
今回は会話が苦手な方が当教室でどのような練習をして変わっていけるかを書いていきます。
会話は日常的に行われるもので、練習して上手になれるものという意識はない方が多いです。
しかし、会話にはルールや技術が必要でそれが分からずに挑んでいくのは、交通ルールがわからないまま車を運転するようなもので事故を起こしやすいのです。
逆にルールや技術の身に付け方さえ分かれば誰でも上手に出来るようになっていきます。
生まれながらや周囲の環境のお陰でそういった練習はせずに上手な方もいらっしゃいますが、体系立てて技術として身に付けていくと崩れにくく、上手くいかない時も理由が分かり立て直せるという自信も実力もつけけていけます。
会話に必要な3つの力
会話を上手にするには3つ必要な力があります。
それは、伝える力と聞く力と質問力です。
この3つを練習していき、地力として身に付けていくと会話力のベースが出来てきます。
伝える力は自分の考えや思ったことを正しく誤解なく相手に伝える力です。
当校では簡単なプレゼンやスピーチの練習を通じて、考えたこと思ったことを良い印象で相手に伝える練習を上手く出来るという実感を通じて身に付けていっています。
この”簡単な”というのがポイントで立派なプレゼン、感動的なスピーチという難しいものではなく、簡単な話題でちゃんと話せることを体感していただくのが重要です。
当校では誰でも話せるように、簡単な質問に答えていただき楽に話すための話の組み立て方をその方の状態に合わせて練習しています。
その人その人によって話をする上で足りてない技術、苦手意識がある部分は違いますので、きちんとその方を見てお話を伺いながら練習を進めていくことが重要だと考えているからです。
練習を通じて相手が話しやすい話題を振れる、どんな話を振られても答えられ会話できるという自信がついていきます。
もう一つは聞く力です。
聞く力というと聞くことに集中する国語の読解問題のように思ってしまうかもしれませんが当校で重視しているのは聞いて感じたことを伝え返す力です。
相手の話を聞いて、どんなに話を理解出来ていてもそれを相手に伝えなければ会話の上では何の意味もありません。
聞くのが苦手、話を聞いていないと人に言われてしまう方で多いのが、話を聞いて考えすぎてしまう方です。
話を聞いて考え込んでしまうので相手からしたら話を聞いていないと見えてしまうのです。
当校で行っている練習は話を聞いていただき、それに簡単な感想や反応をどんどん返していく練習です。
この際、伝える力もつけていただけているかの確認にもなりますので、そちらと並行して伝えられる、聞いて返す力もあるということを練習を通じて感じていただいています。
伝え返しの練習をしていくと、自分の考え方のクセや思い込みやすい事など、考え込みやすい原因や感想を伝える際にハードルになっていたことなども見つけていけるので話をしていく上でその方が気を付けたほうがいい要素も自覚していけます。
思い込みや考えにクセの無い人はいません。しかし、その自覚さえ出来ていけば円滑なコミュニケーション能力を少しづつ身に付けていくことが出来るのです。
最後の一つが質問する力です。
質問することで話が広がり話題について会話を深めていくことが出来ます。
話の中で自分が興味を持てる部分を見つける能力、広がりやすく答えやすい質問が出来る能力を身に付けていくトレーニングを当校ではしています。
特に相手の話に興味を持つ練習というのが大切です。自分に興味のない話、関係ない話と考えてしまうと話が全く入ってこないですし良いコミュニケーションに繋がりません。
どんな話でも興味を持てる部分はないか見つけていけるように様々な角度から話題について考えていただく練習をしています。
当校に来られた方で、野球に興味が無くて職場の人と会話が出来ないという方がいらっしゃいました。
色々質問して野球に関することを考えていただいたら、親が野球観戦が好きでよく食事中に見ていた思い出やその時に話していたことなどを思い出して話す要素や話題に出来ることが色々あったことに気付かれていただけました。
このように自分に全く話せる要素がないと思っていても、何か興味の持てる事、話題に出来る事が見つけていけます。これが出来さえすればあとはそれを質問出来る形、相手の話に興味があることを伝えられるようになっていきます。
このように質問力をつけるトレーニングをする際に当校では一つお願いしていることがあります。
それはなるべくポジティブな要素に興味を持つ力をつけていただくことです。
ネガティブなことに興味を持って悪口でコミュニケーションを取っていくというのも結束は深まりますし、人は悪い部分の方が見つけやすいので話題の出し方も簡単です。
しかし、長い目で見ると悪い人間関係に繋がってしまう事が多いので、なるべくポジティブな要素を見つけられるようにお願いしているのです。
伝える力、聞く力、質問力の3つがついていくと、会話をした際、話が続くことや話題を振れることなど、徐々にどなたでも自分が変わっていけること、実力がついていくことを確認していけます。
会話力はこのように練習で身に付けていけるものなのです。
このように実力をつけていける話し方トレーニングで自分も変わっていけると感じていただける体験レッスンを無料で開催しています。
予約制ですのでお電話や当校HPの問い合わせフォームから申し込むことが出来ます。
どうぞお気軽にお申込みください。