人前で話せるようになるには

こんにちは堀口メソッドボイススクールの堀口です。

今回は人前で落ち着いて話せるようになるためには、というテーマでお話させていただきます。

緊張しにくい話し方を身につける

人前で緊張してしまうのを直そうと思うと、ただひたすらに人前に出て経験を積もうと考えてしまいがちですが、苦手なままでそんなことをしても、ただただ失敗経験だけ積み重ねてしまうことになりもっと苦手になってしまう方が多いです。

話すときに落ち着いた状態が作れる話し方、声の出し方を身につけていくのが一番の近道です。

そのために、当校では力を抜いたほうが声を出しやすいという実感を身につける練習と、間を取り休みながら話をする練習を行っています。

力を抜きながらといっても、ただ力を抜くわけではなくお腹に重心を作り支えがある状態で力の抜き方を見つけていく練習になります。

これが単純なようで一番難しい練習で、その方その方によって力を入れやすい部分もクセも違うため姿勢や声からクセを見つけてもらう外的な要素と、自分の中で力の入る部分を確認して改善していく内面的な練習、両方が必要です。

練習して力の入らない、楽な声の出し方が身につけば、当然話すことが楽になりますし、声が詰まって出ないというような緊張して声が出せない原因と対処法が体で分かってくるのでそういった場面でも自然な声の出し方、話し方が出来るようになっていきます。

また、間を空けて話をする練習も重要です。
話をして空間があると詰めて話してしまい、どんどん早くなって焦ってきてしまうということも緊張してしまう、人前で話せない原因になっていることが多いからです。

間を空けて話をしても、たいていの方が自分が思うよりも間が空いていません。
自分の中で感じている無言の間は、聞く立場になると気にならないぐらいしか空いていないことがほとんどです。

それを実際に聞いて確認していただいたり、その空けた間で力を抜く、声を出しやすい状態を作れる練習をしていきます。

そうすると自分では休みすぎて楽だけど遅いんじゃないかと思ってしまう話し方でも、録音を聞いてみると、そこまで遅くないことや楽に話しているのに、その方が内容も聞きやすさも良くなっていることが確認していけるはずです。

このように自分が感じている認識と、実際に聞いて感じる認識の差をなくし楽に落ち着いて話せる方法を物理的に体得していきます。

精神論ではなく練習していけば誰でも感じられ、身につけていける話し方を当校では行っています。
人前で話す力というと、どうしても精神論や変えられない性格の問題と思いがちですが、このようにトレーニングで変えて身につけていけることで変えていけるものです。

人前で落ち着いて話すことが自分はできるんだと自信をもてるようになると、出来ること、出ていける場面が変わり、周りの評価も大きく変化します。
そして、なにより自分の苦手意識を変えていけるので、そういう場面を避ける、怖いという気持ちをなくしていけるのも、とても大きな効果だと思っています。

このように誰でも人前で話す力を身につけられるようなトレーニングを堀口メソッドボイススクールでは行っています。

どのようにレッスンしていくのかを感じられる体験レッスンを無料で行っています。
その方その方の特徴、目標を聞いて行っている個人レッスンですので予約制となります。
お電話や当校HPの申し込みフォームでぜひご予約ください。

レッスンは現在、感染対策を施した小金井教室での対面レッスンとZOOMを用いたオンラインレッスンで行っています。
予約の際、希望のレッスン形式も教えていただけますとスムーズにご予約可能です。