聴く力をみにつけるには

こんにちは、堀口メソッドボイススクールの堀口です。

今回は聴く力についてお話していきます。

聴く力もコミュニケーションの重要要素

当校は話す力が身につくボイストレーニングの教室です。話す力はコミュニケーションで重要な要素ですがコミュニケーションには、もう一つ重要な要素があります。
それは聴く力です。

コミュケーションは話をして伝えて、聴いて、聴いたことで質問してという風に話す、聴く、質問するという3つの要素で構成されています。
話をすることについては今までも書かせていただいてきたので今回は聴く力についてお話していきたいと思います。

私は産業カウンセラーの資格を取得する際に、この聴く力の重要性も学んでいきました。
聴く力といっても別に小さな音を聞き分けるものでは無く、相手の話を聴く能力で
きちんと相手の話が理解でき、相手にもこの人はちゃんと話を聴いてくれる人だということが伝えられる力のことです。

聴く際に一番大切なことは、誰しも先入観を持っていることを意識することです。
自分も相手も同じ話をしていても思い浮かべているものは違います。
月の話をしても自分は満月を思い浮かべ、相手は三日月を思い浮かべというように同じ単語でも思い浮かべるものは全く違うのです。

このように先入観が有ることを意識して相手に確認したり自分の思い込みの中に入り込まないように先入観をなるべく取り除いて、そのまま相手の話を聞いていくことが出来るようになると相手との齟齬が減り円滑なコミュニケーションに繋がっていきます。

これも練習で培うことが出来る力で、当校では質問を受ける、する練習を通じて自分の考え、思い込みのクセや質問する力をつけることでコミュニケーション能力をつけていきます。

もう一つ、聴くコミュニケーション力をつける際に大切なのが相手の話に興味をもつことです。
人間誰しも自分に興味を持って欲しいものです。聴いてくれる人が興味を持って聞いてくれるととても嬉しく話をしてくれます。
こういうと嘘をついてでも興味をもってるように見せるのかと思うかもしれませんが、そうではありません。

どんな話でも興味を持てる見方を練習していくのです。

例えば野球について興味を持てないという人でも、こういう選手の名前は聞いたことあるなとか、親戚ですごく好きな人がいてこんなことがあったな、など何か興味を持てる見方は様々な角度から見ていくと必ずあるはずです。

これも練習していくと自分の興味のあり方、もち方が見えてきて、どんな話でも興味を持って聞けて、それを相手に返せる力がついていきます。
当校ではその様々な角度から見る力をつける練習として様々な話題について話せるように質問や話のまとめ方を実践的に練習していき身につけていって頂いています。

このように話す力と共に聴く力がついていくと生涯活かせるコミュニケーション力が身についていきます。
体験レッスンでは聴く力の練習までは出来ないのですが話す声の力がどうやってついていくかは実感できるレッスンを無料で行っています。

マンツーマンで予約制で行っていますのでぜひお電話や当校HPの応募フォーム、こちらのマイベストダイレクトのフォームからお気軽にご応募ください。

現在は、感染対策の施せる小金井教室での対面形式かZOOMを使ったオンライン形式でレッスンを行っています。ご希望の形式も添えていただけるとスムーズにご予約できます。