会社員のまま始める2030年勝ち組ビジネス|起業18フォーラム新井一代表が語る「今すぐ動くべき5つの理由と具体的戦略」
起業家インタビュー(聞き手:伊藤純子)
AIブームの裏で「迷子」になっている会社員が急増中
――新井さん、最近「AI副業」という言葉をSNSやYouTubeで見ない日はないですよね。
新井:本当にそうですね。僕のところにも「AIで副業したいのですが」という相談が、ここ半年でものすごく増えていますよ。会社員の起業相談に乗ってきましたが、今の勢いはちょっと異常だなと感じています。
――それだけ注目されているということですよね。実際にAI副業で稼いでいる方もいるのでしょうか?
新井:いますよ、もちろん。ただね、僕が現場で見ていて気になるのは、AIツールの使い方は覚えたのに、お客さんが来ないという方がすごく多いこと。ツールを学ぶことと、誰に何を届けるかを決めることは、まったく別の話ですから。
「AIは道具であって、ビジネスモデルではない」
――なるほど。AIを使えること自体が強みになるわけではない、と。
新井:そうです。AIは道具であって、ビジネスモデルではありません。これが僕の結論ですね。SNS運用代行、コンテンツ販売、AIライティング、画像生成…… たしかにどれもAIで効率化できます。でも、「効率化できる」と「稼げる」の間には、とんでもなく深い溝がありますよ。
――効率化と収益化は別物だと。
新井:まさにそれ。ハサミが上手に使えるからといって、美容師として成功するかどうかは別でしょう? AIも同じことです。道具の使い方を覚えただけでは、ビジネスにはならないですよ。
AIに頼る「前」にやるべき3つのこと
――では、AI副業を始めたい会社員は、まず何からやるべきでしょうか?
新井:3つあります。1つ目は、「誰の、どんな困りごとを解決するか」を先に決めること。AIはその後でいいですよ。順番が逆の方が本当に多くて、「何のAIツールを使おうか」から入ると、ほぼ確実に迷子になります。これは何度も何度も見てきたパターンです。
――ツールありきで考えてしまうのですね。
新井:2つ目は、会社員のまま、小さく試すこと。いきなり退職してAI起業なんてリスクが高すぎます。会社の給料をもらいながら、週末や平日夜に「お客さん1人目」を見つける。これが鉄則ですね。
――会社を辞めずに始められるのは心強いです。
新井:3つ目。「稼げるジャンル情報」を追いかけないこと。毎年この時期になると「今年稼げるジャンルはこれだ!」という記事やYouTubeが溢れますよね。僕も先日noteに書きましたが、こういう情報に踊らされて遠回りする方を何千人と見てきました。大事なのはジャンルではなくて、あなた自身の経験と目の前の人の悩みですよ。
うまくいく人の共通点は「小さな実験をさっさとやる」
――うまくいく方にはどんな共通点がありますか?
新井:これはもうシンプルで、「小さな実験を、さっさとやる人」ですね。完璧なビジネスプランなんていりません。AIツールを全部マスターする必要もない。「知り合いの困りごとを1つ解決してみた」――これだけで十分なスタートになりますよ。
――えっ、そんなに小さくていいのですか?
新井:いいですよ(笑) むしろ、小さいほうがいい。AIはそのあと、効率を上げるために使えばいいですから。順番さえ間違えなければ、AIは最強の味方になります。だからこそ、「ツールから入る」という遠回りをしてほしくないですね。
AI副業ブームに乗ること自体はビジネスにならない
――最後に、AI副業に興味を持っている会社員の方にメッセージをお願いします。
新井:AI副業ブームは本物です。でもね、ブームに乗ること自体がビジネスになるわけではありません。まず「誰の役に立つか」を決める。次に会社員のまま小さく試す。AIはその後。この順番だけ、覚えておいてほしいですね。
――順番を守れば、AIは心強い武器になるということですね。今日はとても大切なお話をありがとうございました!
新井:こちらこそ、ありがとうございました。あなたの一歩を、心から応援していますよ。
新井一氏プロフィール
起業18フォーラム代表。「会社員のまま6カ月で起業する」方法を伝える起業支援キャリアカウンセラー。キャリア26年以上の実績を持ち、延べ60,000人の会社員の起業をサポート。会社員時代に始めた事業で培ったノウハウ、多数の起業家を生み出してきた実践的技術を武器に、起業支援&集客マーケティングの専門家として活動中。
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