地方起業の新時代到来! 補助金フル活用で会社員のまま始める起業戦略|起業18フォーラム新井一代表が語る確実な成功法則
起業家インタビュー(聞き手:伊藤純子)
「準備しすぎ」が起業失敗の最大原因だった
――新井さん、本日はよろしくお願いします。早速なのですが、「起業で失敗する人には共通点がある」とおっしゃっているとか。新井さんの目には、どんな共通点が見えているのでしょうか?
新井:こちらこそ、よろしくお願いします。ずばり言いますと、失敗する人はみんな同じ。とにかく動かないんです。 準備すらしていない人の方が多いくらいです。「いつか起業したい」と言いながら、3年、5年と経ってしまっている方が本当に多い。
――「忙しいから」という声もよく聞きますが?
新井:それも正直なところ、そうでもないケースが多いですよ(笑)。時間の使い方を振り返ってみると、NetflixやYouTubeをぼーっと見ている時間がけっこうある。それ自体が悪いわけじゃないんです。ただ、AIに作業を任せて待っている間にNetflixを見る、という順番に変えればいい。下書きをAIに仕上げてもらいながら自分はゆっくりする。そういう発想の転換が必要なのです。
「準備が大事」という常識が、起業の邪魔をしている
――「準備しすぎ」というのは、具体的にどういうことでしょうか?
新井:サッカーでも野球でも、やったことのないスポーツを紙に書いて計画立てても何もわかりませんよね。まずラケットを握って、ボールを投げてみる。起業も同じです。やりながらでないとわかることの方が圧倒的に多い。なのに、準備に何ヶ月もかけてしまって、その間にどんどんチャンスを失っていく。
――ビジネス書をたくさん読んでいる方も同じでしょうか?
新井:そうですね。ビジネス書を読んで「よかった」で終わる人が、正直ほぼ99%だと思います。でも今はそれをプロンプトに起こしてAIにやってもらう時代になりました。学んだことをAIへの指示に変換する、たったその1アクションさえ生み出せれば、あとはどんどん動いていけます。
「うまくいく人」の共通点
――逆に、うまくいく人にも共通点はありますか?
新井:面白いことに、成功する人にはあまり共通点がないんです。みんなそれぞれ違う才能があって、得意なこともバラバラで、自分に合うビジネスを見つけるルートも様々です。だから成功パターンには再現性がない。でも、失敗する人はみんな一緒。動かない、諦めるのが早い、この2点に尽きます。
――それを聞くと、「始めること自体」が一番大事なのかなと感じます。
新井:まさにそうです。ただ、「リスクがないから頑張れない」という逆説もあって。会社を辞めずに小さく始めると、スイッチが入りにくい面も確かにあります。だから私が26年間ずっと言い続けているのは「環境を変える」こと。ひとりで悩んでいても前に進まないのです。
「小さく始める」が正解でも、落とし穴がある
――「小さく起業」という考え方は最近増えてきていますよね。
新井:そうなんですよ。昔は「会社やめて全力で!」という風潮が主流でした。当時は相当怒られましたよ(笑)。それが今では「小さく始める」という考え方が市民権を得てきている。
――でも、何か問題もある?
新井:小さく始めると結果が出るのも遅くて、地味なんですよ。それで続かない人が一定数出てくる。やっぱり、環境と仲間が不可欠です。うちのフォーラムでもどんどん結果を出している人が出てくると、「自分もやってやろう」と火がつく方がいる。そういう刺激を受けられる場所に身を置くことが、最終的には一番の近道だと思っています。
今日からすぐできる「最初の3つの行動」
――では、具体的に「今日からできること」を教えてください。
新井:3つあります。
- 1つ目は、XまたはInstagramで専門分野を決めて発信を始めることです。自分の得意ジャンルを1つ決めて、ChatGPTと相談しながら140文字の投稿にして、毎日1つずつ発信してみる。それだけです。そっからすべてが始まります。
- 2つ目は、身近な人の困り事を有料で解決してみることです。「Xの投稿を考えてほしい」「毎日代わりに投稿してほしい」といった頼まれ事を、1,000円でいいので有料でやってみる。私も会社員の頃、浅草の区民センターの会議室を借りて、ホームページの作り方講座を開いたりしていました。プロじゃなかったですよ。自分で本を読んで作ってみて、それを教えたっていう感じです。
- 3つ目は、月1万円の収益を最初の目標にすることです。1万円稼げるようになったら、そこから広告に回すもよし、5千円払って人に手伝ってもらうもよし。稼働を5倍にすれば単純に5万円になる。まずそこを目指してみてほしいのです。
――「1,000円でいい」というのが、なんだかホッとします(笑)。
新井:完璧を目指さなくていいんです。20%の力で始めて、残り80%はAIと仲間と外注に任せる。そういう発想でやっていけば、会社員のまま6ヵ月で起業の土台は作れます。
――相談できる仲間や環境が大事、というお話も印象的でした。
新井:ChatGPTに相談しても、決まったことしか返ってこないんですよ。だから本当に前に進みたい方には、ぜひリアルな場所に来てほしい。オンラインでも、リアルでも、うちでは両方やっています。来ていただければ、一緒に伸ばしていきますから。
――本日は貴重なお話をありがとうございました!
新井:こちらこそ、ありがとうございました。後悔しないためにも、まず1歩だけ踏み出してみてください!
新井一氏プロフィール
起業18フォーラム代表。「会社員のまま6カ月で起業する」方法を伝える起業支援キャリアカウンセラー。キャリア26年以上の実績を持ち、延べ60,000人の会社員の起業をサポート。会社員時代に始めた事業で培ったノウハウ、多数の起業家を生み出してきた実践的技術を武器に、起業支援&集客マーケティングの専門家として活動中。現在、会社員を中心に、主婦、フリーランス、経営者など、独立起業・新規事業開発・マーケティング・海外進出を必要とするビジネスパーソンに向けてのセミナーや、自身が運営する起業準備サロン(起業18フォーラム)の受講者は年間のべ1000人を超える。
→ 新井一のセミナー日程一覧



