会社員のまま起業準備! 新井一氏が語る「最初の30日が運命を決める」理由とは?
起業家インタビュー(聞き手:伊藤純子)
――新井さん、今日は「会社員のまま起業する」ことについて、ぜひ詳しくお聞きしたいと思います。多くの人が「副業で稼ぐこと」と「会社員のまま起業すること」を同じように考えていると思うのですが、実際は違うのでしょうか?
新井:そうですね、それがまさに大きな誤解なんです。確かに収入の複線化は魅力的ですが、成功している起業18フォーラムの会員さんたちが口を揃えて言うのは「お金より価値があるものを手に入れた」ということなんですよ。
――お金より価値があるもの、ですか! 気になります。具体的にどんなものなのでしょうか?
新井:大きく分けて5つあります。今日はその5つについて、実際の会員さんのエピソードも交えながらお話ししましょう。
①「今すぐ始められる」という自由
多くの人が起業を先延ばしにする本当の理由
――新井さんが26年以上起業支援をされてきた中で、多くの人が起業を先延ばしにする理由って何だと思われますか?
新井:ずばり、リスクです。会社を辞めたら安定収入は途絶える。成功すれば大きく稼げるけど、失敗したら自分だけじゃなく家族も路頭に迷わせかねない。だから「いつか起業したい」が「永遠にいつか」になってしまうんですね。
――確かに、それは大きな不安ですよね。
新井:でも実際、起業18のノウハウなら、会社を辞めずに起業できる。ローリスク、ローコスト。つまり、明日からでも始められるんです。AIもあり、インフラも進化した今、ハードルはどんどん下がっています。もはや、挫折する方が難しいくらいですよ。
②「毎日が楽しくて仕方ない」という充実感
BAR経営で見つけた「本当にやりたかったこと」
――「毎日が楽しくて仕方ない」って、少し大げさに聞こえるかもしれませんが、実際にそう感じている方はいらっしゃるんですか?
新井:これ、本当なんです。都内でBARを会社員のまま起業しているYさんという方がいます。本業はIT系メーカーの研究員。最初は両親への仕送りのために始めたそうなんですが...
――仕送りのため、というのは切実な動機ですね。
新井:そうなんです。でも最近、気づいたことがあるって仰っていました。「自分が本当にやりたかったのは、悩んでいる人を助けることだった」と。自分のBARで同じような悩みを持つ会社員の話を聞く。それが楽しくて、しかも収入になる。
――素敵ですね。本業だけでは見つけられなかった自分の使命に気づいたわけですね。
新井:まさにそうです。こんな人生、会社員だけやってたら絶対に手に入らなかったとYさんも言っていました。
③本業での評価も上がる「経営者的思考」
限られた時間で成果を出す力が自然と身につく
――これは意外なメリットだと思うのですが、会社員のまま起業すると本業でも評価が上がるというのは本当ですか?
新井:本当です。なぜかというと、早朝活用、平日と休日での仕事の質の分け方など、限られた時間で最大の成果を出す工夫を重ねるうちに、本業でもその能力が発揮されるからなんです。
――なるほど。時間管理能力が格段に向上するわけですね。
新井:それだけじゃないんです。起業すると仕入れから販促、顧客獲得、代金回収、帳簿付けまで全部自分でやる。つまり、経営をトータルで捉える力が自然と身につくんですよ。
――それは大きいですね。会社では1つの部署の仕事しか見えないことが多いですから。
新井:結果として、同期の出世頭になって「起業に支障が出るから会社辞めます」って人も大量発生するんです(笑)。これからの企業が求めるのは、言われたことをミスなくやる人じゃない。そんなのはロボットやAIでいい。自ら考え、行動し、利益を生み出す「経営者のような人材」です。会社員のまま起業は、それを実践で学べる場なんです。
④会社では絶対に出会えない仲間
同じ価値観を持つ人たちとの繋がり
――人間関係も変わってくるのでしょうか?
新井:大きく変わります。会社員のまま起業すると、付き合う人間が変わるんです。本業とまったく異なる業界や地域の人たち、様々な専門家... 本当にいろんな人がいます。
――多様な人脈ができるわけですね。
新井:でも面白いのは、みんな共通点があるんです。自分が過去に学んだことや苦労をベースに起業している。同じような価値観を持つ仲間に出会うことで、前向きに人生を捉えられる。この繋がりは、お金では買えません。
⑤教わって、教えて、心が充実する循環
本には書かれていない「本当に必要なこと」
――起業18フォーラムでは、先輩起業家から学べる機会も多いのでしょうか?
新井:そうですね。成功している先輩起業家から、本や雑誌には書かれてない「本当に必要なこと」「重要なこと」を学べます。成功談だけじゃなく失敗談も直接聞ける。これ、めちゃくちゃ貴重なんですよ。
――失敗談こそ、リアルな学びがありますよね。
新井:そして面白いのが、自分が成長すると今度は後輩を助けたくなる。人に助けられて成長した起業家は、後に続く人の見本になろうとするんです。この循環が、心を充実させるんですね。
会社員のまま起業するという「生き方」
――改めて聞きますが、新井さんにとって「会社員のまま起業する」とは何でしょうか?
新井:収入の複線化も魅力です。でも起業の本質はそこじゃない。
- スキルが上がる
- お金に詳しくなる
- 人脈が豊富になる
- 心が充実する
- 毎日が楽しくなる
会社員のまま起業は「稼ぎ方」じゃなくて「生き方」そのものです。
――深いですね。今日は貴重なお話をありがとうございました!
新井:こちらこそ、ありがとうございました。
新井一氏プロフィール
起業18フォーラム代表。「会社員のまま6カ月で起業する」方法を伝える起業支援キャリアカウンセラー。キャリア25年以上の実績を持ち、延べ60,000人の会社員の起業をサポート。会社員時代に始めた事業で培ったノウハウ、多数の起業家を生み出してきた実践的技術を武器に、起業支援&集客マーケティングの専門家として活動中。現在、会社員を中心に、主婦、フリーランス、経営者など、独立起業・新規事業開発・マーケティング・海外進出を必要とするビジネスパーソンに向けてのセミナーや、自身が運営する起業準備サロン(起業18フォーラム)の受講者は年間のべ1000人を超える。
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