2026年、貧困加速時代を生き抜く! 40代・50代会社員が今すぐ始めるべき「小さな起業準備」とは?
起業家インタビュー(聞き手:伊藤純子)
――今日は、大学院生の方からいただいた質問についてお伺いします。「今、大学院生です。起業したいと思っています。今現在の専門が非常に専門的で狭いものなので、将来の起業に役に立たないと考えています。一度就職して、企業で営業などを学んでから起業した方が良いでしょうか?」という内容です。新井さん、いかがでしょうか?
新井:なるほど。最初の一歩をどこに進めるかによって、起業までの道のりは大きく変わってきますからね。真剣に悩まれているのが伝わってきます。
――専門性が狭いと、起業に活かせないという不安は理解できますよね。
新井:確かに、専門性に特化したお仕事ですと、起業する時に汎用性がなく苦労するというのも、あり得る話だとは思います。そもそも、就職したことがないと、仕事の実務がわからないということもあるでしょう。
――では、やはり就職した方が良いということでしょうか?
新井:ですが、そのどれも大きな問題ではありません。要は、自分がやりたいのかどうかということです。
大企業とベンチャー、どちらが起業に役立つ?
――では、もし就職するとしたら、大企業とベンチャー、どちらが後の起業に役に立ちますか?
新井:就職して、営業を学ぶのはもちろんプラスになりますね。ですが、必ずそうするべきとは思いませんし、大企業でもベンチャーでもどちらでも構いません。
――え、どちらでも良いのですか?
新井:大手は全体の仕事ができないということもありますが、元●●というブランドがある。ベンチャーは経営がカツカツで新しいことにチャレンジできない、研修などもないなど不利ですが、経営者の近くで学ぶチャンスがある。どちらも一長一短なのです。どちらも自分次第ということです。
就職すれば、お金をもらいながら学べる
――就職することのメリットは何でしょうか?
新井:就職すれば、お金をもらいながら学ぶ時間ができます。いきなり独立すると、この部分はありませんね。仕事は週40時間ありますが、その中で学ぶことができ、独立に向けて準備を進めることもできます。
――確かに、時間の使い方次第ですね。
新井:また、人間関係の痛みなど、チームでの仕事、就職して学べることは多いです。卒業してすぐ起業することも素晴らしいことですが、使われる人の様々な心の葛藤を身をもって経験することは、決してマイナスにはならないです。
結論は、自分で出すもの
――では、この大学院生の方には、どうアドバイスされますか?
新井:とは言え、自分の人生。しっかりと考えて、ご自身で結論を出してください。
――自分で決めることが大事なのですね。
新井:起業するのも、就職するのも、どちらも素晴らしい経験ができます。どのようなルートを通ろうとも、人間力を磨いて、人を惹きつける起業家になってください!
――最後に、今悩んでいる大学院生や若い方へ、メッセージをお願いします。
新井:道は1つではありません。自分が心から取り組みたいと思えることを見つけて、そこに時間とエネルギーを注いでください。就職するにしても、起業するにしても、その情熱があれば必ず道は開けます。
――ありがとうございました。
新井一氏プロフィール
起業18フォーラム代表。「会社員のまま6カ月で起業する」方法を伝える起業支援キャリアカウンセラー。キャリア25年以上の実績を持ち、延べ60,000人の会社員の起業をサポート。会社員時代に始めた事業で培ったノウハウ、多数の起業家を生み出してきた実践的技術を武器に、起業支援&集客マーケティングの専門家として活動中。現在、会社員を中心に、主婦、フリーランス、経営者など、独立起業・新規事業開発・マーケティング・海外進出を必要とするビジネスパーソンに向けてのセミナーや、自身が運営する起業準備サロン(起業18フォーラム)の受講者は年間のべ1000人を超える。
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