【アサーティブ21】「言いたいことが言える」が命を救う - コミュニケーションが変える高リスク職場の未来
起業家インタビュー(聞き手:新井一@起業18フォーラム)
今回は、セルフ易占フォーラム代表の市原孝さんにお話を伺いました。市原さんは、多くの方が抱える「優柔不断」という悩みに着目し、易占を通じて自分を信じ、行動できる力を育むサポートをされています。セルフ易占の魅力や、優柔不断を克服するためのヒントを詳しくお聞きします。
セルフ易占フォーラム代表 市原孝(いちはらたかし)さん
「自分を信じて行動できる人を増やしたい」という想いから、セルフ易占の普及に尽力。優柔不断で悩む人々に対し、易占を通じて「自分で答えを導き出す力」を養うための講座やワークショップを提供している。
優柔不断な人が増えている?
新井: 市原さん、最近「優柔不断でなかなか行動に移せない」という声をよく耳にするのですが、これはなぜだとお考えですか?
市原: そうですね。多くの方が「どうすればいいかわからない」「選択を間違えたらどうしよう」という不安を抱えているように感じます。情報過多の現代において、選択肢が多すぎることや、失敗を恐れる気持ちが優柔不断につながっているケースが多いのではないでしょうか。
優柔不断になってしまう原因とは?
新井: どのようなことが優柔不断の原因になっているのでしょうか?
市原: 主な原因はいくつか考えられます。一つは、「自分で決断することへの自信のなさ」です。幼い頃から自分で決める機会が少なかったり、過去の失敗経験から「どうせ自分は間違える」と考えてしまったりするケースです。
もう一つは、「完璧主義」です。最善の選択をしようとしすぎるあまり、いつまでも決断できずに時間だけが過ぎてしまう。そして、「他人の評価を気にしすぎる」ことも挙げられます。自分の選択が他人にどう思われるかを過度に気にしてしまい、なかなか踏み出せないのです。
易占が優柔不断を克服する手助けになる?
新井: それでは、易占が優柔不断の克服にどう役立つのでしょうか?
市原: 易占は、私たちに「答え」を直接与えるものではありません。むしろ、「自分の中に既にある答えに気づかせるツール」だと考えています。
優柔不断な人は、実は心の奥底で答えを持っているのに、それに気づいていないか、信じきれないことが多いんです。易占を通じて「今、自分にとって何が大切なのか」「どのような方向に進むのが自然なのか」というヒントを得ることで、自分の内なる声に耳を傾け、「これでいいんだ」と自信を持って決断できるようになるんです。
セルフ易占で得られる具体的なメリット
新井: セルフ易占を学ぶことで、具体的にどのようなメリットがありますか?
市原: 大きく分けて3つのメリットがあります。
- 「自分で決める力」が身につく: 易占を通じて、日常の小さなことから大きな決断まで、自分で考えて行動する習慣が育まれます。
- 「自信」が持てるようになる: 自分で導き出した答えに納得し、行動することで、成功体験を積み重ね、自己肯定感が高まります。
- 「心の余裕」が生まれる: 不安や迷いが減ることで、精神的な負担が軽減され、日々の生活をより穏やかに過ごせるようになります。
1日10分から始めるセルフ易占
新井: セルフ易占は、どのように学んでいけば良いのでしょうか?
市原: 難しく考える必要はありません。まずは1日10分でも良いので、易経の基本に触れ、簡単な問いかけから始めることをおすすめします。私のフォーラムでは、初心者の方でも安心して学べるように、以下のようなポイントを大切にしています。
- 基礎から丁寧に学ぶ: 易経の読み解き方や卦の解釈を、わかりやすく解説します。
- 実践を重視する: 実際に自分で易を立て、その意味を考えるワークを多く取り入れます。
- 「問いの立て方」を学ぶ: 良い答えを引き出すためには、良い問いを立てることが重要です。具体的な質問の仕方をアドバイスします。
優柔不断で悩む方へのメッセージ
新井: 最後に、この記事を読んでいる優柔不断で悩む方へメッセージをお願いします。
市原: 優柔不断は、決して悪いことではありません。それは「慎重である」という長所でもあります。しかし、その慎重さが行動の妨げになっているのであれば、少しだけ視点を変えてみましょう。
セルフ易占は、あなたが持っている素晴らしい力を引き出すための鍵になります。自分の中に答えを見つける喜びを知り、自信を持って一歩踏み出せるようになります。ぜひ、ご自身の「直感」や「内なる声」に耳を傾ける練習を始めてみてください。それが、あなたの人生をより豊かにする第一歩になるはずです。
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