潮田玲子さん「いっぽ いっぽの くつ」(絵本)は、今の大人にこそおススメ!
子供の時からイジメに悩み、仕事の人間関係もボロボロ。。起きると「生きているのが辛い」「もう死にたい」と声に出してしまう毎日を過ごしてきました。人を恨んだり、自分を蔑んだり、前向きな気持ちになることができず、苦しんできました。
今回のコラムは、そんな私自身が、どのように本来の自分を取り戻し、前を向いて生きて行けるようになったのか、体験談を書いてみようと思います。
こんにちは。起業18フォーラムの新井一と申します。会社員のまま起業準備ができるコミュニティーを主宰し、人生の選択肢を増やすお手伝いをしています。
私はずっと「自分は不幸だ」「自分の人生は変わらない」と思っていました。「なぜこの人は、こんなに意地悪なんだろう?」「自分の何が悪いのだろう?」そんなことばかり考えていました。
朝起きて、満員電車にゆられて、会社に行く。担当している与えられた仕事をこなす。あれこれ言われたり、無視されたりして、自分が情けなくなる。ストレスもたまる。帰宅してため息をついて、寝るだけの毎日。
日々の変化もなく、休日は疲れてしまって出掛けることもなく、ふと「生きる意味って何?」なんて思ってしまったり。
ところが、ある日を境に状況がガラッと変わったのです。現状は何も変わっていません。相変わらず上司にはイジメられ、周囲からは浮いていました。ですが、自分自身は毎日ワクワク。楽しいことをやって、夢中で「あること」をやっていました。
それが「起業準備」だったのです。
これさえやれば会社を辞められる!
起業して会社を辞める。その選択肢に気づいてから、もうテンションが上がりっぱなしでした。しかも「嫌なことから逃げるのではなく、自ら新しい道を切り拓ける!」ワクワクが止まらない毎日でした。
こう言うと「そんなことできない」「起業なんて興味もない」そんなお言葉が返ってきそうです。ですがもし、あなたが本当に人生を変えたいのなら、今の職場とおさらばしたいのなら、起業はひとつの選択肢です。
「自分を認めてくれなくて悔しい」「いちいち構わないで欲しい」「あの人は許せない」そんな悪感情に支配されている毎日は、もったいないと思います。我慢をして、時に自分を奮い立たせ「ガンバレ」と自分に言い聞かせている。疲れてしまうでしょう。
不安や怖れからくる行動を続けていては、あなたは壊れてしまいます。「生きているのが辛い」なんて思い出すこともできない自分に生まれ変わりましょう。
「自分に言い聞かせる」ことをやめることから
今がしんどい人は、まず、嫌々やっていることを止めてしまいましょう。大丈夫です。生きていくくらいどうにでもなりますから。
そして「自分の内側からの声」に耳を傾けてください。「自分に言い聞かせる=意志=顕在意識」は、自分のたった5%。「自分の内側からの声=潜在意識」は95%。「自分の内側からの声=直感」に意識を向けましょう。
たとえば、朝起きた時に、こんな質問をしてみて下さい。
「今日は、どんな素晴らしいことがあるかな?」
心をこめて自分自身に質問。慣れてくると、楽しいことがたくさん浮かんできます。
「なんで、ダメなの?」「どうしてできないの?」そんな自分を責める質問は一切不要です。自己否定は自信を失うことにつながり、他者に対して怒りを覚えることが多くなります。怒りは人間関係だけでなく全てを壊してしまいます。
そして寝る前には「今日もありがとうございました!」と言ってみましょう。最初は実感がなくても大丈夫です。続けてみてください。
おわりに
「生きているのが辛い」という自分、感情を否定する必要は一切ありません。私の場合は起業準備でしたが、そこに限ったことでもありません。何か一つ、ワクワクすること、「自分の未来を変えること」につながるきっかけを見つけてください。
新しい未来を手にするための毎日は、私の使う言葉を変えてくれました。その習慣が、私の心を大きく変えたのです。
今が最高なのか、これが良かったのかもわかりませんが、少なくとも昔ような気持ちになることがない毎日に、感謝の気持ちでいっぱいです。
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