50代起業は、覚悟ではなく「整理と順番」で決まる

テーマ:50代・60代起業のブランディング整理

市勢さんの事例と11のステップという考え方

「50代で起業するには、相当な覚悟が必要ですよね」
相談の場で、こうした言葉を聞くことがあります。

一方で、プロ50+(プロフィフティプラス)で50代以上の起業事例を取材してきた中では、
覚悟よりも先に整理をし、順番を間違えずに進んでいる人ほど、
無理のない形で起業に至っている姿が見えてきます。

今回は、プロ50+で取材した市勢さんの事例をもとに
50代起業で見落とされやすい「順番」という視点を整理してみます。

市勢さんは
起業に向けてまったく白紙の状態から動き出したわけではありません。
これまでの経験を踏まえ、
「こういう形なら活かせそうだ」という事業のイメージをある程度描いていました。

一方で、そのイメージを勢いで形にすることはしませんでした。

それは本当に自分が担うべきことなのか
事業を安定させるまでに資金をどうするのか(事業計画や資金繰り)
事業をスタートする前に必要な知識や準備は何か
社会や相手から、どう受け取られるのか

こうした点を一度立ち止まって整理し、言葉や形にし直すところから進めています。

50代起業では、
「アイデアがあるかどうか」よりも(これは勿論必要ですが) そのアイデアを、
どう整理し、どう確認していくかが重要になります。


市勢さんは、
イメージを持っていたからこそ、
焦らずに、思いつきで動かずに、しかし常に行動することを忘れずに、順番を大切に行動し続けました。
この姿勢が、その後の安定した起業につながっています。

一人で決めなかった、という選択

市勢さんの事例でもう一つ印象的だったのは、
早い段階で創業支援施設に相談していた点です。

事業計画が完成してからではなく、
まだ考えが固まりきっていない段階で話をしています。

個人で進めるのか、法人にするのか
資金はどこまで必要なのか
事業として成立する余地はどこにあるのか

これらを第三者と一つずつ確認しながら進めたことで、
結果として遠回りをせずに済んでいます。

私が起業支援の現場でお伝えしている
「11のステップ」という考え方でも、
「一人で決めきらない」「確認しながら進む」という段階があります。

50代は経験がある分、 自分で判断できてしまう場面が多い。
だからこそ、相談する順番を意識することが、 起業の安定感につながります。


クラウドファンディングも活用してみましょう

市勢さんは、クラウドファンディングも活用しています。

ただし目的は、資金調達だけではありませんでした。

自分のやろうとしていることは、きちんと伝わるのか
どんな点に反応が集まるのか
説明が足りていない部分はどこか

市場とのズレを確認し、言葉を調整するための場としてもクラウドファンディングを使っています。

市勢さんが事業を安定させることができた理由とは?

50代起業では、思いつきや勢いで進めるより、途中で立ち止まり、必要なときは相談しながら一つ一つ
ステップを踏んで、確かめながら、丁寧に進むほうが結果的に無理が生じにくくなります。

市勢さんの事例が示していること

市勢さんは
自分の経験をベースとしたビジネスとは何か?を丁寧につくりあげた
事業が安定するまでの資金を二足のわらじで確保した
一人で抱え込まず、相談する順番を守った
起業を成功させるためのステップを飛ばすことなく、丁寧に一つ一つクリアしていきました。

50代の起業は、
「遅いか早いか」の問題ではありません。
順番を飛ばさずに進めているかどうかが、
その後の安定感を左右します。

もし今、
・50代からの起業や働き方について、何から整理すればいいのか迷っている
・動きたい気持ちはあるが、順番が見えない
・今の自分が、どの段階にいるのか確認したい

そう感じているのであれば、
いきなり答えを出す必要はありません。

起業や副業を「思いつき」ではなく、
一つずつ整理しながら進めるための考え方として、
「11のステップ」という整理の枠組みもあります。

まずは、こちらのコラムで
全体像を確認してみてください。
https://mbp-japan.com/tokyo/firstbrand/column/5180241/

そして市勢さんがどのように事業を確立していったのかも参考にしてみてください。
https://pro50plus.mbp-japan.com/interview/ichise1/

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河本扶美子
専門家

河本扶美子(経営コンサルタント)

株式会社ファーストブランド

2人に1人は50歳以上の日本。より多くの人に年齢や定年という枠に囚われず自律したキャリアを目指してほしい。10年間多くの50代以上の創業に携わったノウハウをベースに50歳以上の起業のお手伝いをします。

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