9つの事業の失敗と7年間の赤字から学んだ、本当に必要な起業準備

テーマ:50代・60代起業のブランディング整理

50代で起業を考えているあなた。「失敗したらどうしよう」という不安で、なかなか一歩を踏み出せずにいませんか?

私も同じでした。いえ、実はもっとひどい状況を経験しています。2002年に起業してから7年間、赤字が続きました。9つの事業を失敗しました。会社を辞めて起業準備をしていたとき、「もともとは航空会社で客室乗務員をしていた」と話したところ、「でも、今は無職だよね」と言われたこともあります。

しかし、振り返ってみると、その失敗があったからこそ、今の私があります。失敗しても諦めずに行動したからこそ、本当に大切なことが見えてきたのです。


7年間の赤字と9つの事業失敗。それでも諦めなかった理由

起業当初、私は「ブランディング」という言葉や価値がまだ日本に浸透していなかった時代に、ブランディングとインターネットを軸にしたサービスを提供しようとしていました。

しかし現実は厳しく、設立してから7年間は赤字が続きました。9つの事業を立ち上げましたが、すべて失敗。周囲からは「無謀だ」「やめたほうがいい」と言われ続けました。

特につらかったのは、起業前に「応援するよ」と言ってくれていた人たちが、会社を辞めた途端に全員周りからいなくなったことです。そのとき気づきました。自分は「客室乗務員の河本扶美子」としてのブランディングをしてきただけで、その看板がなくなればただの無職の人でしかなかったのです。

それでも諦めなかったのは、「80歳になったとき、あのとき起業を諦めずに続けていたら、すごく小さな事業だったとしても続けていたら、どんな世界が待っていたんだろう」という後悔を絶対にしたくなかったからです。失敗してもやり直しはできる。でも、時間だけは絶対に戻せない。人生は一度きりなのに、大きな後悔を残したくないと思ったのです。

失敗から学んだこと。失敗しなければ見えない本質がある

さまざまな失敗を重ねる中で分かったことがあります。それは、失敗しなければ見えない本質があるということです。

「無職」と言われたときの衝撃は、私にブランディングの重要性を痛感させてくれました。どんなにいいサービスを持っていても、自分自身を応援してくれるファンをつくれなければ、夢の達成も企業の成長もありません。この経験があったからこそ、どんなに事業で失敗を重ねても、ブランディングの重要性を訴えかけるサービスを提供し続けることができました。

また、9つの事業失敗から学んだのは、「ピボット(方向転換)」の重要性です。ただし、失敗したからまったく違うビジネスをやろうというのでは、過去の失敗が何も生かされません。

私はブランディングという一つの軸を変えずに、失敗から見出した要素を生かして次のチャレンジにつなげてきました。サービスは、ブランディングによって人や会社のファンをつくり、人を幸せにして日本を活性化するというビジネスの目的を達成するための一つの手段にすぎないのです。

失敗は、成功するために必要な要素を必ず見いだすことができるチャンスなのです。

50代起業に本当に必要な準備とは

では、私の失敗経験を踏まえて、50代で起業する際に本当に必要な準備とは何でしょうか。

まず大切なのは、失敗を前提とした資金計画です。
すぐに黒字化できると思わないこと。私のように7年間赤字が続く可能性もあります。
必ず、自分自身の老後の資金と安定した生活は確保した状況をつくっておきましょう。
私のオススメするのは、副業からはじめる「副業起業」です。
https://mbp-japan.com/tokyo/firstbrand/column/5182259/

次に、家族の理解を得ることです。
周囲から反対されることは覚悟しなければなりません。しかし、一番近くにいる家族だけは味方につけておく必要があります。
事業計画をしっかり説明し、最悪の場合のシナリオも共有しておくことが重要です。

そして、小さく始めて、軸をブラさないこと。いきなり大きな投資をするのではなく、小さく始めて検証しながら進めていく。
そして、事業内容は変わっても、自分の軸となる「これだけは譲れない」という価値観を持ち続けることです。

最後に、自分自身のファンをつくること。
会社の看板ではなく、「あなただから」と言ってもらえる関係性を築いておくことが、起業後の大きな支えになります。

行動することの大切さ

夢を実現するためには、とにかく行動が大事です!
失敗を積み重ねると行動することが恐くなり、それゆえ行動することに勇気と覚悟が必要となってきます。
でも、行動しなければそこで夢に繋がる道は止まってしまいます。

うまくいかないことが連続するということは、チャレンジできているということ。だから自信を持って行動し、道を切り開いていってほしいと思います。

私は現在、東京創業ステーションで50代からの独立相談を担当しています。また、全国のメディアと連携した専門家紹介サイト「マイベストプロ」を運営し、これまで3,000名を超える経営者・個人事業主のブランディングやコンサルティングを含めたサポートを行ってきました。

まずはこちらのコラムや、プロ50+のサイトをご覧ください。
失敗を経験した私だからこそ、そして多くの50代以上の起業を見てきたからこそ、あなたの不安に寄り添い、本当に必要な準備をお伝えできると信じています。
https://pro50plus.mbp-japan.com/

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河本扶美子
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河本扶美子(経営コンサルタント)

株式会社ファーストブランド

2人に1人は50歳以上の日本。より多くの人に年齢や定年という枠に囚われず自律したキャリアを目指してほしい。10年間多くの50代以上の創業に携わったノウハウをベースに50歳以上の起業のお手伝いをします。

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