全ての判断基準は「ユーザーのためになるか」。迷いを払拭する「最高の1ページ」を目指して尽力（2/3）

芸術の世界からIT業界へ転身。WEBを通してユーザーの“いきる”を最大にする

　通信業界に入る前、宮城さんは世界的に有名な太鼓芸能集団「鼓童」のメンバーとして活動していました。
　「音楽でもITでも、私のやるべきことやモチベーションは変わりません。弊社のパーパス（存在理由）は『“いきる”を最大にする』です。舞台を通してお客さまの“いきる”を最大にするのか、WEBを通してユーザーさまの“いきる”を最大にするのか、その違いだけだと考えています」

　鼓童研修所の入り口に掲げられていた「最善を尽くせ」という言葉を、今でも心にとどめているそうです。
　「Googleのアップデートがあると、これまで上位に表示されていた記事の評価が急落するなど、私どもが身を置くのは、移り変わりが激しい世界です。目先の変化に一喜一憂するのではなく、ユーザーさまのために今できることは何かという点に常に立ち返り、本分を尽くすことを心掛けています」

　入社後わずか1年ほどで、「WiMAX比較.com」の運営責任者に抜てきされた宮城さん。社内に浸透している「THE SHARE」の価値観が、自分やメンバーが日々最大限の力を発揮するための土台につながっていると笑顔を見せます。

　「『THE SHARE』は、感謝、幸福、楽しむ、誠実、謙虚、利他的、責任、情熱を表す英単語の頭文字を取ったものです。メンバーはみな、ハードワークをしながらも誰一人やつれた顔をしていません。自分が満たされて初めて周りの人を幸せにできるのだと思いますが、私どもはまさに、あふれ出た幸せをユーザーさまにお届けしている感覚です」

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【次ページ】利益は後からついてくる。「きれいごと」を地道に実践し、さらなる成長を目指す

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