夏休み明けに、憂うつにならずにいられるための方法
みなさんは自分のこころを、どうやって元気にしているでしょうか。そもそも、こころが元気な状態とは一体、どういう状態でしょうか。
一つは、楽しい気持ちでいるときが、そうかもしれません。心躍る楽しい出来事があると、自然に気持ちがウキウキして、こころは元気に全開の状態ではないでしょうか。また、何かにチャレンジしようと燃えているときも、気持ちはエネルギッシュに溢れて、こころは活力でいっぱいだろうと思います。だから、そう考えると、こころを元気にするためには、楽しい気持ちやエネルギッシュになれる状況を作り出せばいい、ということになるのだろうと思いますが、実際は、そんな単純な話ではないですよね。
例えば、楽しい気分になるためには、好きなことをして遊ぼうと、ゲームをしたとします。やっているときは確かに夢中になって、こころも元気になったような気がしますが、そこで作り出された元気は、どれほど持続するでしょうか。やらなければならない、やりたくないことをするときにも、楽しい気分のままでいられるほどの威力を発揮してくれるでしょうか。一時的な気分転換のような方法で作り出したこころの元気には、そんな力は無いことを、きっと多くの人が肌身で感じてわかっていることだろうと思います。だからこそ、こころを元気にするって難しく、みなさん悩まれるわけなんですよね。
だから、そんな悩めるみなさんのために、付焼刃的にではなく、根本からこころを元気にしていくためのより良い方法を、お伝えしたいと思います。
それは、自分にとって本当に役に立つ行動を、増やしていくことです。
つまり、結局のところ、こころが元気でない状態にいるときというのは、ものごとがうまくいっていないときだと思うんですよね。そして、うまくいかない理由は往々にして、うまくいくようにするために苦手なことだったり大変なことだったりをしなければならず、その気が向かない、する気になかなかなれないから!だったりするんだろうと思うのです。わかっていてもできるようになれないものだから、それでこころは沈んでいく一方...
ということではないでしょうか。
なので、この悪循環を断ち切って、沈まずに上向いていけるようにするためには、やはり、自分の実になる行動を少しずつでも取っていくようにすることが、何より重要なんだと思います。
ぜひ、こころを元気にしたいと思って何かをしようとする時、その選択で本当にいいのか、一度立ち止まって真剣に考えてみてもらいたいと思います。