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夏休み明けに、憂うつにならずにいられるための方法

吉岡富美子

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テーマ:不安、憂うつ、メンタル不調

 夏休みが終わると、なぜか憂うつな気持ちになってしまいがちですよね。8月も残り半分となって、じわじわとその気持ちを感じてきている人も多くいるのではないでしょうか。そこでみなさまに、夏休み明け、少しでも気持ちを楽にしていける方法を、ここでお伝えしていきたいと思います。

 まずは、毎日のルーティンを大切にすることです。規則正しい生活リズムを整えるために、早寝早起きを心がけ、食事や運動も規則的に取り入れましょう。特に、朝の時間を有効に使うことで、一日のスタートを前向きに切ることができます。朝日を浴びながら軽いストレッチや散歩をすることで、体も心もリフレッシュしやすくなります。

 次に、日々の中で楽しみや達成感を見つける気持ちも持ってみましょう。仕事や勉強に集中するだけでなく、自分が楽しめる趣味やリラックスできる時間を意識的に作ってみます。例えば、読書や料理、新しいスキルを学ぶことなど、小さな喜びを感じられることを取り入れると、日々のストレスが軽減され、気分も上向きになります。また、目標を設定し、それに向かって少しずつ取り組むことで達成感を感じることができ、自己肯定感も高まります。

 そして、とくに重要なこととして、周りの人とのつながりを大切にしてみましょう。友人や家族とのコミュニケーションを意識して増やし、悩みや不安を共有できる時間を作ります。休みのうちに、強い味方となる理解者を見つけておければ、いざ休み明け、会社や学校に行くことに不安が高まりそうになったとしても、自分には強い味方がいると思えれば、一人で立ち向かうより気持ちは楽になるはずです。また、誰かと話すということは、心を軽くする作用がありますので、より、孤独感を感じさせなくしてくれます。そうして、心が軽やかになっていったら、自然と気持ちに余裕ができて、感謝の気持ちを持つこともできてくるようになります。この感謝の気持ちこそ、心の健康の源であり、ポジティブ思考を支える土台となります。この考えが身に付けば、いつ何時でも、憂うつな気持ちにならずにいられるようになります。

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吉岡富美子
専門家

吉岡富美子(公認心理師)

恵比寿カウンセリングセンター

自身が企業勤めを経験し、また大企業内で臨床心理士として活動してきたことから、個人の生い立ちよりも企業風土や環境に重点を置き、カウンセリングを施す。企業人の気持ちが理解できるのが強み。

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