棚橋公子プロのご紹介
ドラマ・映画で活躍するスタイリストが、オリジナルアパレルブランドをプロデュース(3/3)
スタイリストを目指す人へのアドバイスや働きやすい環境づくりにも注力
スタイリング業務とブランドの企画・製作を並行して行う棚橋さん。さらに、2017年からは映画のプロデュースも手掛けています。
「2019年に『いつかのふたり』を上映。そして2023年11月公開『映画(窒息)』の準備をしています。海外でも話題になりそうなかなり個性的な作品です。映画製作は、まだ経験が浅いですが、楽しみでワクワクする仕事。今後も携わっていきたいです」
また、数々の現場に赴いてきた経験をもとに、後進の育成にも力を入れたいと話します。
「一緒に仕事をする若いスタッフもスタイリストの仕事だけにこだわらず、縁が出来た人たちと、その人の個性やスキルが生かせる形で仕事をできたらと考えています」
棚橋さんのもとでは、アシスタントからベテランまで、数人のスタイリストがチームを組んで一つの案件を担当。全員が常に情報を共有し、交代で休日や休憩が取れる働き方を取り入れています。
「若い人だからこそ生かせるセンスもあり、経験だけが物を言う世界ではありません。年齢を重ねた私は、ギャランティーの交渉や働きやすい環境を作ることも大切な仕事です」
多くの制作者から支持され、実績を積んできた棚橋さん。「悩みを持つ若手スタイリストや、これから目指す人たちのご相談に乗りたいです。イベントやオンラインでの発信も考えています。一度話してみたい、話を聞きたいなどありましたら、ぜひ、お声掛けください」と意気込みます。
(取材年月:2023年9月)
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