ケアマネ広場セミナー☆彡無事開催出来ました。
債権回収会社にいた頃、TVで有名な○○弁護士から1度クレームの電話がありました。
管財人弁護士であった○○弁護士が、ある物件の任意売却を希望され、○○弁護士指定の不動産会社で販売活動を続けていたのですが、3~4ヵ月売れなかったのです。
依頼先の不動産会社から「売れないから販売価格を1割下げろ」という、根拠のない価格見直しを求められ、私はお断りしました。
そしたら今度は○○弁護士から電話が入り・・・
○○弁護士「何故、売れないのに価格を下げないのですか?」
私「こちらも適正相場を調査した上で、価格を取り決めていますので。」
○○弁護士「住宅金融支援機構の任意売却は、3回価格を見直してくれるはずじゃないか!」
私「???先生、必ず3回見直すという規定などありません。お言葉ですが、依頼先の不動産会社は物件周辺の不動産会社でもなく、失礼ながら広告力のある知名度もなく、地元業者に広告協力を得る事もなく、販売もネット掲載1社のみで、チラシ配布も一切せず、これで売れないから価格を下げろと言われましても困ります。ましてや、今の価格の1割下げろというのも根拠がない。例えば、クロスが汚いから、クロス張替え費用分の50万円は値下げしてもらいたい、といった具体的な話ではなく、ただ1割下げろ1割下げろと言われても、それはおかしくないですか?」
○○弁護士「・・・そうだったのですか、それは聞いていなかった、失礼いたしました。不動産会社によく話をしておきます。」
といって、一瞬で終わったのですが(笑)
結果は、その後2か月程してその物件は無事に売れました。
例え弁護士であっても、有名な先生であっても、不動産会社がどのようにして販売をしているか知らないのだなと改めて感じたクレームでした。