WordPress 独自SSL ロリポップの設定方法 ・ワードプレスの疑問
制作会社でWordPressのサイトを作った後に、更新の作業の仕方が分からずそのままの状態、という相談がよくあります。
なぜ、そのような事態になってしまったのでしょうか?
今回は、WordPressのメリットデメリットも含めて考えてみたいと思います。
ワードプレスはCMS
CMS(コンテンツマネージメントシステム)とは、webサイトやコンテンツを構築・管理・更新できるシステムのことを言います。
WordPressは現在CMSの中でNo.1の普及率です。
まず、よく理解しないまま制作してもらうと、出来てから対応できないといったことになりがちです。
自分なりにWordPressについてググってみたり、理解を深めるように事前に準備をしておくのが大切です。
ワードプレスはインターネットに繋いだ状態で、ログインURLからダッシュボードに入り、管理・更新が出来ます。
よくあるのは、PCにインストールしてアプリとして使っているという勘違いです。ネット上のシステムなのでスマホでもタブレットでも更新作業は可能です。
「WP スマホタブレットで簡単に更新できるアプリ紹介」はこちらをご覧ください。
データーを整理し管理する
まずは、制作サイドから渡された情報を、ひとつにまとめます。
・WordPressのログイン情報
・レンタルサーバー・ドメイン会社との契約・ログイン情報
・使用しているPC、スマホ、タブレットのメーカー・バージョン情報
・SNSを運用している場合はログイン情報
これらは、実はとても大事です。データーを一つにまとめて保存する癖をまずつけると後々楽ですよ!
ワードプレスの更新や管理ができるようになるということは、PCやデジタルやシステムを理解することに繋がります。最初は面倒くさいと感じる作業も、何度も繰り返すことで当たり前のルーティン作業になるので、続けることが大事です。
まとめたデーターの保存はパソコンのフォルダが一番簡単。余裕があれば、外部のUSBメモリやGoogleドライブなどのクラウド上に保存しておけば、PCに何かあった時でもバックアップになるので安心です。
せっかくの機能を使わなければもったいない
WordPressの謳い文句は「更新が簡単」「SEOに強い」などですが、実際には更新作業は覚えなければ出来ないし、更新しなければSEO対策になりません。そうです、ワードプレスが高機能だとしても、それを使わなければなんの効果も出せないのです。
WordPressでサイトを作ったから沢山アクセスが来るとか、更新や管理は放っておいても大丈夫、などの誤解を捨てて、自分でできる事を行うのが大事。良いサイトになるか、誰も訪れないサイトになってしまうかは、管理運営者次第なのです。
◉次回は「WP使い方や仕組みがわからない!ワードプレス初心者の疑問 」です。