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甲斐大櫻プロのご紹介
「ダメ人間」だっていい 演技を深掘りするのは個性(2/3)
うまいだけではつまらない 1年で舞台に立つ生徒も
即興芝居や台本を用いた演技指導に加え、特に重視しているのが、集中力や想像力を高める「シアターゲーム」というレッスンです。アイコンタクトでタイミングを合わせハイタッチする、つないだ手で輪を作り倒れないように広げていくなど、相手への理解が深くなければ成功しないものばかり。
「頭で考えた芝居は中身が薄くなってします。感覚を大事にすれば、自然と口からせりふが出てきますから」。理屈は捨て感覚を徹底的に研ぎ澄ます、それが優れた演者になる近道だと甲斐さんは考えます。
芝居の色に染まっていない未経験者の方がすんなり知識を吸収する場合も多いとか。なかには1年ほどで映像に俳優デビュー、人気劇団の舞台に立てる技術を身につける生徒もいると言い、「自分の気持ちよりもまず、周りがどんな状況でどんなことを考えているかを考える人は伸びやすいですね」
一人ひとりに向き合うきめ細やかな指導が強み。1クラス15人までの少人数制で、生徒の名前や顔はもちろん、性格まで把握してしっかりケアします。まるで心理カウンセラーのよう。“欠点こそ個性”が甲斐さんの信条で「どんどん失敗して学んでほしい。今は失敗が悪いという風潮もありますが、失敗を恐れず勇気をもって楽しんだら世界が変わるし、嫌いな自分・ダメな自分を『これも自分なんだ』と認めると自分自身が楽になるし。人って意外と短所が個性個性だったりする」過去に失敗を重ねた自らの経験が今に生きている「反面教師で指導してます(笑)」と話します。
また「うまい人たちばかりの芝居って意外とつまらない。たとえ上手じゃなくても、がむしゃらに互いを尊重し合ってする演技が人の心を動かします。これが芝居の難しいところ」とも。
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