ミャンマー渡航

後藤卓志

後藤卓志

テーマ:被災地支援

マンダレー支援組織

復興支援金

先日、2年ぶりにミャンマーに行ってきました。
主な目的としては、弊社で扱っているミャンマーチーク無垢フローリングの仕入れをおこうためです。
更にそれにも増して大事な目的がありました。
弊社のフローリング(オルタナティブ無垢フローリング)は1㎡購入されたら1本の苗木が原産国に植林されるというのが特徴ですが、
今年3月にミャンマー中部を震源とする大地震があったことは記憶に新しいことかと思います。
多くの人命が失われたことや多くの建物に被害があったことに鑑み、
今年は植林ではなく、植林費用を被災地への復興支援金に充てることにしました。
被害の大きかった中部の都市マンダレーを訪れ、現地の支援組織にその資金を手渡しに行ってきました。
写真は支援組織を訪れた際のものです。

マンダレー被災状況

一般的な報道では3千人とされていますが、
現地の人からの情報では1万人程度の死傷者が出たとされ、報道を大きく上回っているのが実態の様です。
マンダレーはミャンマー第二の都市です。
大きく東と西に分かれていますが、西側は川や湿地が多く、その周辺に住んでいる建物が被害を受けており、
継続的に住むことができず、道路沿いに仮設のテントを立て避難している状況が現在も継続しています。
また、東側は比較的近代的で高層といっても10階程度の高さですが、被害を受けた建物の多くは低層階が潰れるような形で被害を受けている状態でした。
建築に携わる身としては、ある程度被害の原因が何か見えてくるものがありました。
地震の多い日本としても、耐震性に対する支援など多くの助力ができると思われますし、
支援組織にはその辺りの技術協力等を求められました。

復興はまだ道半ばという状態でした。
今後も関りを持っていこうと考えています。

マンダレー被害

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後藤卓志
専門家

後藤卓志(一級建築士)

choord一級建築士事務所

建築プロセス全体を持続可能な視点から捉える建築家。お施主様それぞれのサステナブルを具現化する。東南アジアでの植林活動を主宰し、地球環境への直接的な貢献を行う。

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