[会計・ファイナンス・IRの英語]オリジナル単語帳の作り方!グローバル企業のニュースを使って効率的に語彙力UP
ファイナンスで使う英語を学びながら、会社の財務や経営を一緒に学ぼうという人も多いです。
前回に続いて、Profit & Loss Statement (損益計算書) に出てくる大事な用語を解説します。
最初に、Profit & Loss Statement のイメージの復習です。
実際には、もっと多くの項目がありますが、収益から始まって、最終利益にいたるのが損益計算書です。
業種や企業によって、特に注目したり、指標とする重要な項目が変わります。
Revenueを伸ばすことが最優先である企業もありますが、利益(絶対額や率)に重点をおく場合もあります。
コスト管理の担当者にとっては、原価のやコストの削減が重要項目になりますね。
抑えておきたい3つのProfits (利益)
Revenueから始まるP&L、収益から、どこ費用までを控除するのかで、異なる利益が計算できます。
主な利益として、以下の3つがあります。
Gross Profit(粗利)
シンプルな説明は、Sales Reneueから、売上として計上したものに、直接対応する原価を引いたものです。
Gross Profit = Sales revenue - Cost of goods sold
売上額に対して、どれだけ利益が出るのか、Gross Profit Margin 粗利率 (Gross Profit ÷Sales Revnue)をトラックすることもあります。
Operating Profit(営業利益)
Gross Profit から、販売費及び一般管理費などを控除したものです。
この段階で健全な利益が出ていることが、本業できちんと稼げているかの大事な指標ですね。
Net Income(当期純利益)
P&Lの”bottom line” と言われるNet Incomeは、Operating Proiftから、営業活動以外の収益や費用と加味し、税金を控除した利益です。
3つの利益、以下の例外と合わせてきちんとおさえておきましょう。
Gross profit from product X grew by 10% this month reflecting the price decrease of the raw materials.
製品Xの粗利益は、原材料の価格下落を反映して今月10%増加しました。
While the sales revenue was flat last month, the operating profit was down by 20% due to the increase in advertising expenses.
先月の売上高は横ばいでしたが、広告宣伝費の増加により営業利益は20%減少しました。
Reflecting sales of a closed factory, the net profit boosted significantly this year.
閉鎖された工場の売却を反映して、今年は純利益が大幅に増加しました。
Biz英語塾では、個別のニーズにあわせ、会計・財務・IR担当者が必要な英語や、ビジネス英語全般を向上させるための指導をしています。
実務経験豊富な講師から学ぶことに、興味をお持ちいただいた方、ぜひBiz英語塾の講座の受講を検討ください。