表側抜歯治療30代女性 ワイヤー装着後1年経過
みなさまこんにちは
東京のプロ矯正歯科 田中憲男です
矯正治療をご希望のみなさまに共通している項目として
できるだけ歯を抜かないで矯正したい
といった要望が多いいです。
小児期の矯正治療の場合は顎の発育や成長もあるので、できるだけ抜歯をしない方向での治療目標が一般的です。
一方、成人時期での矯正治療の場合はそうではありません。
1:顔のバランスが良好であるか否か
歯並びだけの改善が希望なのか、それとも口元の改善も希望か?
2:歯周病の問題は大丈夫か?
3:過去に虫歯等の歯科治療を受けている状況は
4:親不知の有無
5:歯並びとそれを支えている歯槽骨のバランス
6:歯のサイズや形
こういった状況を踏まえ、治療目標を決定します。
実際は抜歯したほうが良好な結果になるような症例でも
上記の問題があるために抜歯をしないで矯正することも
多々あります。