表側抜歯治療30代女性 ワイヤー装着後1年経過
みなさまこんばんは。プロ矯正歯科 院長 田中憲男です
矯正治療は一度はじめてしまうとなかなか終わりにすることが難しいです。よく、早めに始めれば簡単な治療で終了すると言われることもあります。
しかしながら実際問題としてはすべての乳歯が永久歯に生え換わるまではどんな問題が生じても不思議なことではございません。
そうなると、
1:できるだけ治療開始タイミングは遅くしたい
2:できることならば小児期の矯正治療で終了したい
3:費用も低料金なほど助かる
といった要件を満たす方法としては
A:骨格の問題がなければ経過観察で良い
この骨格の問題については専門医でないと判断ができないと思います
B:乳歯列期前期には開始せず、後期になったら一気に治療する
つまりは乳歯がすべて生え換わってしまったら、タイミングとしては遅いということになります
C:小児矯正の費用で治療可能かどうか?
一般的に小児矯正の場合はおとなの成人矯正と比較して低料金です。したがって、費用も低料金≒結果もそこそこということです。
本日UPする写真は上記の条件をすべて満たした症例です。
治療期間は1年程度。それまでは経過観察のみでした
きになる費用についても当院の成人矯正治療費用の60%程度です。
治療結果はかぎりなく100%ですが、費用は割安の60%です。
一番大切なことは、小児矯正で100%完璧に治療することは不可能ということです。