畳の裏返しは、必ずきれいになるわけではありません

畳や襖を選ぶ時、意外と多いのが
「実際に仕上がったら、どんな感じになるんだろう?」
という不安です。
今回は、そんなお客様とのやり取りの中で、
生成AIがとても役に立った事例をご紹介します。
最初は、畳の表替えのご相談から
今回のお客様は、まず畳の表替えをご検討されていました。
使う表はDAIKEN表。
色や柄の種類もあるので、まずはメーカーサイトの畳コーディネートを見ながら、一緒に候補を絞っていきました。
いろいろ見比べた結果、畳表は
銀白市松 グリーン
に決定しました。
ここまでは比較的スムーズでした。
次に悩んだのが、襖選び
畳が決まると、次は襖です。
ところが、襖は畳のようにメーカーサイトで部屋全体のイメージを見ながら選べるわけではありません。
基本的には見本帳の小さなサンプルを見ながら選ぶことになります。
もちろん、見本帳を見ると
- これ、いいな
- こっちも落ち着いていていいな
- でも部屋に入れると、どう見えるんだろう
というふうに、いくつか気に入った柄は見つかっても、
最後の決め手がなかなか持てないことがあります。
特に襖は面積が大きいので、
小さな見本だけでは、部屋全体の印象を想像するのが難しいんですよね。
「最後どっちにしようかな」で止まった時
今回もまさにそうでした。
候補はかなり絞れてきた。
でも最後に、
「どっちにしようかな」
という状態になったんです。
こういう時、これまでは
「実際に貼ってみないと分からないですね」
となりがちでした。
でも今回は、そこでひと工夫しました。
部屋の写真と見本を使って、AIでイメージを作成
お部屋の写真を撮り、
さらに候補の襖紙の見本を撮影して、
それをもとに生成AIで施工イメージを作ってみました。
すると、
「この柄だと、部屋全体ではこう見えるんだ」
というのが、写真として見えるようになったんです。
小さな見本帳だけでは分かりにくかったものが、
部屋の中に入った状態でイメージできる。
これは、お客様にとってかなり大きかったと思います。
そして決まった襖紙
イメージ画像を見ながら比較したことで、
お客様も納得して襖紙を決めることができました。
施工後には実際の写真も撮らせていただいたのですが、
見比べてみると、生成したイメージ画像とかけ離れているわけではないんです。
もちろん、AIなので細かい表現や色味が完全に一致するわけではありません。
ですが、
- 部屋の雰囲気
- 明るさの印象
- 柄の見え方
- 仕上がりの方向性
こういった部分は、十分に参考になるレベルでした。
本当にすごい時代になったなと思います
昔は、見本帳を見て
「たぶんこんな感じになりますよ」
と説明するしかありませんでした。
それが今は、
施工前に部屋のイメージを写真で確認できる時代です。
本当にすごい時代になりました。
でも、僕が一番いいなと思うのは、
AIそのものがすごいということよりも、
お客様が安心して選べる
ということです。
襖や畳は、決して安い買い物ではありません。
しかも、張り替えた後に毎日目に入るものです。
だからこそ、
「これでいこう」と納得して決めてもらえることが大事だと思っています。
昔ながらの仕事に、新しい道具を取り入れる
畳屋の仕事は昔ながらの仕事です。
でも、お客様の不安を減らせるなら、
新しい道具もどんどん使っていきたいと思っています。
見本帳だけでは少しイメージしにくい。
そんな時に、今回のような方法はとても役立ちます。
これからも森吉商店では、
畳や襖、障子、網戸の張り替えを、
「頼みやすく、分かりやすく、安心して選べる」形にしていきたいと思います。
もし
- 畳の色で迷っている
- 襖の柄が決めきれない
- 仕上がりのイメージがわかなくて不安
そんな時は、お気軽にご相談ください。


