畑から始まる人との繋がり

今回のコラムの概要

①親子でフィーバー農園ハンティング
②エコから生まれたワクワクイベント
③米作りから生まれるラブ作り


農業を通して、人との繋がりを大事にしています。
人の繋がりを大切に保つということは自分自身の好きなものを作るだけでは成り立ちません。相手の欲しいものをどう汲み取って、提供して、ウィンウィンの関係を作るかが大事です。
そういうポリシーをもっているため、人の意見や要望は自分の出来る限り取り入れ、実践と研究を繰り返しています。
その流れで、人からのアイディアを基に農業に関連したイベントを年に数回開催しています。

①親子でフィーバー農園ハンティング

昨年は、農園ハンティングという名の親子参加型のイベントを開催しました。土から顔を出す葉っぱを基に地面に埋まっている野菜を推測し、当てるゲームです。その子たちのお父さんやお母さんは答えは与えず、補助だけで、子供たちが自ら必死で野菜を抜いていました。その日の農場は親子連れ同士で白熱したバトルが繰り広げられていました。揃って夢中になっている姿は、親子の距離が更に近づいたように見えました。



②エコから生まれたワクワクイベント

以前、出荷出来ずに、余った農作物がありました。せっかく手間暇かけて作った物だったので、腐らせて破棄することだけは避けたいと思いました。それらを有効活用するために、知り合いの大学生の方にアイディアをもらいイベントを開催する事にしました。そこで生まれたのは、『トウモロコシ早食い大会』や『さつまいも収穫イベント』でした。若い方に集まってもらったので、大いに盛り上がって、見ているこっちも楽しかったです。大幅な破棄を避けることも出来た上に、参加者が童心の気持ちに戻って楽しめた一石二鳥のイベントでした。


③米作りから生まれるラブ作り

昨年は、田植え婚活イベントを開催しました。共通の趣味や空間を共有することで、男性と女性が早く距離を縮められるのではないかという図らいがありました。徳島市内などから農業やスローライフに興味のある男女数名の方に集まってもらい、田植えをしてもらいました。参加者の方のやり取りを見て、彼らより主催者側のこっちがドキドキ、ハラハラしまた。予想以上に参加者の方に楽しそうにしてもらえたので、その流れで稲刈り婚活イベントも開催しました。





今年は残念ながら、コロナの影響でイベントを開催することが出来なくなりました。しかし、またイベントが開催出来るような時期になったら、農業技術者として地域に貢献しつつ、出会いの場を提供し、たまにはキューピットにでもなれたらと思います。

今までこのようなおもしろイベント開催してきましたが、自分ひとりで思い立ったものはありません。周囲の方々のご意見に耳を傾けた結果、いただけたアイデアばかりです。これからも人との繋がりを大事にして、活気のある農業イベントを開催したいです。


農家さんへの前向きメッセージ

これから無農薬米の栽培について具体的に発信していきます。徳島の農家の方々が無農薬米の栽培に興味を持つきっかけになれたら嬉しいです。
農園見学も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
これからも僕の挑戦を見ていてください！

それでは次回もお楽しみに。

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