東証のシステム障害
皆さんこんにちは。
昨日のニュースでも報道がありましたが、NITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)が警鐘を鳴らしています。
2015年度~2019年度の5年間でNITEに通知のあった製品事故情報のうち、中古品の事故は合計325件が確認され、そのうち死亡事故は11件(12人)、重傷事故は14件(14人)発生。
パソコンは32件の事故が発生し、譲渡された製品の事故が最も多く、経緯としては、
「インターネットで購入した中古品のノートパソコンを充電中、非純正品のバッテリーパックが内部ショートし、出火した。」
など、バッテリー搭載製品は特に注意が必要です。
何年か前には、スマートフォンが発火などのニュースもありましたが、あれも多くはバッテリーが原因です。
■リチウムイオンバッテリーについて
リチウムイオンバッテリーの特性上、充電100%も0%も好まないという、取り扱いに注意が必要な電池ではありますが、通常は基板に搭載されたチップで制御し、適宜制御されて過度な心配をしなくても安全に使用出来るように作られています。
しかしながら、純正品以外のバッテリーは低価格で流通されており、中には規格に沿わないような粗悪品も混在している場合があります。
このような製品は必ずリスクが伴いますので、選択しない方が賢明です。
ですが、どうしても選択される場合は、自己責任のもと取り扱いには細心の注意を心掛けてください。
また、中古製品などの場合は購入者では判別出来ないこともあり、特に用心してください。
仮に中古で数万円安くても、もし大事故や火災など、ご自身や大切なご家族の命に関わるようなこと、または近隣の方への被害などが発生したら、それは絶対に割に合わないと思います。
詳しく知りたいかたは、このNITEのサイトへどうぞ。
⇒ 独立行政法人 製品評価技術基盤機構
このようなコラムが、少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。