世界中のクルマ、整備OK。SST完備の安心力
前回の作業用ライト紹介に続き、今回も整備の現場に欠かせない「光」についてのお話です(`・ω・´)
今回、新たにKTCの作業用ライト AL810を2本追加しました。
新しいモデルへ切り替えたわけではなく、これまで現場で使い続けてきた実績のある同一モデルを補充する形での導入です。
整備工場の現場において、作業用ライトは単なる便利工具ではありません。
正確な診断と安全な整備を支える、基本でありながら非常に重要な装備の一つです(・ω・)
当社では新人教育の段階から、必ずライトを当てて確認することを徹底しています。
周囲が明るく、肉眼で見えているように感じる状況であっても、ライトを使わずに判断することはありません。
これは長年の現場経験から得た、大切な考え方です。
オイルの滲みや冷却水の微細な漏れ、ゴム部品の劣化による細かなクラックなどは、光の当たり方によって初めて見えてくるケースが多くあります( ̄ー ̄)
特に下回りやエンジンルーム奥、補機類の裏側などは、照明の質と角度によって見える情報量が大きく変わります。
ライトを使うか使わないかで、点検の精度そのものが変わると言っても過言ではありません。
今回補充したKTC AL810は、現場での使い勝手と耐久性のバランスに優れた作業用ライトです。
十分な光量を確保しながらも、照射範囲が広すぎないため、狙った箇所を的確に照らすことができます(`・∀・´)
また、連続使用を前提とした設計のため、日常作業の中でもストレスなく使用できる点を評価しています。
整備の現場は、ライトを落とす、ぶつける、オイルや汚れが付着するなど、決して優しい環境ではありません。
その中で安定して使えることは、工具として非常に重要な要素です。
写真に写っている使い込まれたライトからも分かる通り、作業用ライトは消耗品としての側面を持っています(・_・;)
どれほどプロ仕様の製品であっても、毎日使い続ければ光量の低下やバッテリー性能の劣化は避けられません。
そのため当社では、ライトを壊れるまで使う工具とは考えていません。
点検品質を維持するため、定期的に状態を確認し、必要に応じて入れ替えや補充を行っています。
コスト面だけを見れば決して安い出費ではありませんが、見落としによる再修理やトラブルのリスクを考えれば、必要不可欠な必須経費だと考えています(`・ω・´)
常に安定した光量で、細部まで確実に確認できる環境を整えること。
それが、お客様の安全と安心につながり、整備工場としての信頼を積み重ねることにつながると考えています。
今回補充したKTC AL810と共に、これからも妥協のない点検と整備を続けていきます。
見えない部分まできちんと見る。
その積み重ねが、整備の質を支えていると私たちは考えています(`・ω・´)
代表 遠藤
【お知らせ】
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今後の発信について、少し整理をさせていただきました。
ホームページとInstagramでは、日々の整備の様子や車両情報、工場の取り組みなどを分かりやすくお伝えしていきます。
その中で、背景や判断の理由、整備に対する考え方など、もう一歩踏み込んだ内容については、noteにてまとめてご紹介していく予定です。
無理のない形で、気になる方だけ立ち寄っていただければ幸いです。
これからも、現場の様子と真面目な取り組みを丁寧にお伝えしていきます。
引き続き、よろしくお願いいたします(._.)



