Mybestpro Members

遠藤修プロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

ポルシェ356 PRE A!クラッチ不良からの完全復活!

遠藤修

遠藤修

テーマ:輸入車メンテブログ

クラシックカーの修理は、時に思わぬトラブルを伴いますが、手をかけるほどに愛着が湧くものです(*´ω`*)



今回は、クラッチの不具合で入庫したポルシェ356 PRE Aの修理記録をご紹介します('◇')ゞ

クラッチオーバーホールから始まった大修理

このポルシェ356 PRE Aは、クラッチの不調が原因で入庫しました。



クラシックカーではよくある症状ですが、適切な修理にはエンジン脱着が必要となるため、大がかりな作業となります(;´・ω・)

エンジンを降ろし、クラッチをオーバーホール。



さらにエンジンオイルをロイヤルパープル20W-50で交換し、キャブレターのオーバーホールも実施(^o^)丿

結果としてエンジンの調子は絶好調になりました\(^o^)/



ちなみに交換作業の際に撮影した写真の中に5W-20のオイルが写っていましたが、これは単なる撮影ミスで、実際には適切な20W-50で交換されていますのでご安心くださいw(*^-^*)



シフター修理の苦労話

今回の整備で最も苦労したのがシフターの修理(^^;)

クラシックカーのシフト機構は現代の車と異なり、パーツの摩耗がシフトフィールに大きな影響を与えます。

この356 PRE Aも例外ではなく、シフトの入りが悪化していました(>_<)

最大の問題は部品の入手に時間がかかったこと。。。

旧車のオーナーならご存じの通り、純正部品や適合する代替パーツを見つけるのは非常に困難です(@_@;)



特に今回の修理では、必要なパーツを揃えるのに多くの時間と労力を要しました。

それでも部品が揃い、ようやくスムーズなシフト操作を復活させることができました(^^)/

納車後半年以上たってのバッテリー交換

クラッチ修理やシフター調整を終え、オーナー様にお渡しした後、半年以上が経過してからバッテリー上がりが発生(゜д゜)!

バッテリーが上がった原因を調査したところ、経年劣化が主な要因でした。



旧車の電装系は現代の車よりもデリケートで、特に356は電気系のトラブルが発生しやすい傾向があります。

そこで新しいバッテリーへ交換し、充電系統の確認とともに電圧の安定性もチェックしました !(^^)!

すべての作業を終えて

エンジン脱着を伴うクラッチのオーバーホール、キャブレターの調整、シフター修理、そしてその半年後にバッテリー交換。。。(-_-;)



長期入庫となりましたが、結果としてこのポルシェ356 PRE Aは完璧な状態でオーナー様の元へ戻ることができました(´∀`*)

クラシックカーは手間がかかる分、修理を終えたときの喜びも格別です(≧▽≦)

今回の修理を通じて、改めてクラシックカーの持つ魅力を実感しました。

ポルシェ356は今でも多くの愛好家に愛され続ける名車!!!

この1台がこれからも元気に走り続けることをスタッフ一同~願っています(^_-)-☆


(代表:遠藤)

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

遠藤修
専門家

遠藤修(自動車整備)

GLOBAL CARS (有)オートサービスエンドウ

1台1台じっくり向き合い、高い精度の点検整備を提供。国産車はもちろん、あらゆる輸入車の整備ノウハウと専用機器を保有する。県内随一の対応力をもったモータースとして支持されている。

遠藤修プロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

国産車も輸入車も適正価格で「高精度な点検整備」を提供するプロ

遠藤修プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼