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アコードワゴン/CE1 メンテナンス①

遠藤修

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テーマ:国産車メンテブログ

1度に書くには写真掲載数など限界があるので、分けての投稿となります1992年式のUSアコードワゴン。



県外からご利用いただいているお客様が、昔に乗っていた車にもう一度!という事で他社さんからご購入されました。

最初にお聞きした時は、ビックリしましたがちょっとした作業と一緒に軽く点検をご要望です。

車検受けして買ったばっかりでしたが、古い車なのでそれなり何かあるでしょう~とリフトアップ!

なんということでしょう~~~(・・?

パッと見で漏れている箇所は、エンジンカム/クランオイルシール、オイルパン、ディストリビューター、パワステポンプ(-_-;)

フロントのアッパーアームボールジョイントブーツは左右とも破れています。

右フロントのブレーキホースだけが新品で、その他3本は古いままなのはなぜでしょう???

とりあえずこの時は点検とご用命作業のみとして、お客様と購入先業者さんとのお話合いとなる事に。。。

結果は点検結果での不良個所の整備は当社で行い、その費用は購入先業者さんがお客様へという事でまとまったようです。

この作業とお客様のご用命作業があまりにも多いので今回は『メンテナンス①』として、エンジン関係とパワステ関係となります。

といっても、オイルシールを交換するのにタイミングベルト脱着しますのでついでに交換したいところ!

作業にかかる前に一番時間を要したのは、業者さんが保証してくれる箇所の見積とお客様がついでにやりたい作業を分けての見積作成。。。

そしてもう部品が生産終了のものもある。。。

1週間ぐらいかけての見積作成だったかと思います。





オイルシールは、カム/クランク/オイルポンプ/バランサーと4つ全て交換。

オイルポンプは脱着してガスケットも交換済みです。

もちろんウォーターポンプも交換して、ご用命があったタペット調整も作業済み。



折り返しから、パワステポンプ、ディストリビューター、エンジンオイルパンを交換していきます。





エンジンオイルパンは、国内に無く輸入して手に入れました。



年式的に整備マニュアルが無かったので、ネットで見つけたサービスマニュアルを確認しながらキッチリ組み上げています!



エンジンやっているのに、なぜパワステポンプ??と思う方も居られるかもしれませんが、メカニックなら分かるとなります。

そしてエンジンにも時間を要しましたが、今回の難関のパワステギアボックスの交換。

案の定~メンバーを下ろさないと交換が出来ませんでした(・・;)



ここまでで一先ずはエンジン始動して作業箇所のチェック!

問題ないので、仕上げにこれもご要望事項のレックス(ワコーズ)を施工です。

作業中にスロットボディー脱着作業もあったので、途中でスロットルバルブクリーナー(ワコーズ)を使用して洗浄済み。



エンジンオイルは、スノコのスペルトユーロを使用し添加剤(SOD-1プラス)を施工しています。

フルコース感たっぷりなので、エンジン音は作業前よりかなり静かになりました!(お客様も言ってくれました)

というわけで、今回はここまで!!!

他の作業や納車後の。。。は、また次回となります。

お楽しみに~(^_-)-☆

(代表:遠藤)

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遠藤修
専門家

遠藤修(自動車整備)

有限会社 オートサービス エンドウ

1台1台じっくり向き合い、高い精度の点検整備を提供。国産車はもちろん、あらゆる輸入車の整備ノウハウと専用機器を保有する。県内随一の対応力をもったモータースとして支持されている。

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