メルセデスベンツW463 車検整備
いつも鳴門市から当社をご利用のお客様からお電話があり、スーパー林道を走行したらナビをはじめメーター類その他が作動しなくなったとの事。。。
お客様自身で切れているヒューズを差し替えてみたら見事にまたヒューズ切れするようです(-_-;)
『剣山スーパー林道』とは、尾根沿いを通過している区間が多いことから遠望が利き、また、全長の大部分が砂利道でもあることからオフロードバイクや四輪駆動車での通行量が多く、全国的にも林道ツーリングのメッカとなっている所。
標高の高い場所を通るため、毎年12月1日から翌年3月31日までの冬期は全面通行止めとなります。
とあります。
※今回ご入庫は11月の事です。
なかなか代車がご用意できずにご迷惑をお掛けしましたが、なんとかご用意できたのでお預かり。
ヒューズブレーカーを使用してテストすると、おっしゃる通り直ぐにヒューズ切れです。
さて先ずはどこから診ていくなぁ~??
などと考えて車内を見ていると目に入ったのは後付けの社外ナビ。
機能を失った電装品から考えると、常時電源のショートというところでしょうか??
ナビを先ずは取り外し点検です。
取り外しながらですが、なんとも配線の雑な取り回しが気になるところ。。。
もう~急いで詰め込んでるって感じですね(-_-;)
ナビの配線が見えたところで怪しさは確信に変わり、徹底的に配線をチェック!!
常時電源の配線(黄色の配線)の被覆が剥がれています。。。
取り外したのでどこに挟んでいたのか分かりませんが、ナビの何かに挟み込んでいた配線がオフロード走行の振動で破損したと思われます。
もちろん当社の仕事ではありませんが、なんともお粗末な取り付けです( ノД`)
当社では画像のようにエレクトロタップを使用することはありません!!
ナビや電装品を買うと同梱されていますが使用することはありません!!
理由は単純に接触不良をよく起こすからです。。。
当社では必ずギボシ端子を作成するか、はんだ付けしますので電装品取り付け後のトラブルは一切無し!!
話はディフェンダーに戻りますが。。。
破損した配線を修復して取り回しも改善して元に戻すと~当然のように全ては正常復帰しました。
お客様に尋ねるとHDMIは最初から壊れているようで今回の症状には関係がなく、ナビのオートディマー機能も最初からなかったとの事。
最終チェックも完了し、納車済みとなります。
お客様には夢にも思わぬトラブルでしたが、改善して良かったです(^^)/
いつもご利用ありがとうございます。
(代表:遠藤)