働く車たちのメンテナンス事情
国土交通省によるリコール制度の趣旨は??
『設計・製造の過程に問題があったために安全・環境基準に適合していない(又は適合しくなる恐れがある)自動車について、自動車メーカーが自らの判断により、国土交通大臣に事前の届出を行い、対象車を回収し、無償で修理を行い、事故・トラブルを未然に防止する制度。』
とあります。
一方、サービスキャンペーンは??
『リコール届出や改善対策届出に該当しないような不具合で、商品性・品質の改善措置を行うことをいいます。』
とあります。
私にはどちらも同じような気がしていますが、とにかく通知が来た場合は早期の作業が必要です!!
多くは、ディーラさんでの作業となるのですが一部のメーカーに関しては許可をとった当社でリコール/サービスキャンペーン作業実施が可能です。
今回はスバルさんとスズキさんの作業例です。
フォレスター(H26年式)は、阿南市消防本部で働く車。
リアサススプリング破損の恐れという何とも恐ろしいリコールが出ています…。
スバルさんと連携をとり、作業マニュアルに従い作業済みです。
続いてはワゴンR(H23年式)は、サービスキャンペーン。
プッシュスタート仕様車の電動ステアリングロックが対象となります。
ロックのスクリューシャフトがの製造工程で成形不良が発生し、ステアリングロックのが解除されずに警告灯が点灯、始動ができなくなる恐れがあるとの事。
こちらも考えようで、出先でなったりしたら怖いですね( ノД`)シクシク…。
そんなこんなで私はリコールもサービスキャンペーンも同じようなものと考えています…。
このワゴンRは、車検でお預かり中だったので同時に電動ステアリングロックを対策品と交換、サービスキャンペーンも済ませて納車済みです。
当社では、車検/法定点検入庫車はすべて受け入れ点検時にリコール/サービスキャンペーンを調べています。
未実施の作業があれば、なるべく同時に済ませるようにしています。
車検は当社でやって、リコール/サービスキャンペーンはその後お客様の方でディーラーへは面倒ですよね…。
因みに輸入車の場合は全てディーラーさんでの作業実施となりますのであしからず。
今回はリコール/サービスキャンペーンについてでした!(^^)!
(代表:遠藤)