【日本理化学工業(株)大山社長】講演会
社員の定着・活躍に必要な要素として、
先日のコラムでは、モチベーション・動機付けという切り口をご紹介させて頂きましたが、
今回は、「満足度」という要素についてご紹介させて頂きます。
前回の、報償・評価といった外発的動機付けや、やりがい等の内発的動機付けがあれば、満足度が上がり、なければ下がると考えてしまいますが、必ずしもそれだけではありません。
ハーズバーグの二要因理論では、この「動機付け要因」の他に、「衛生要因」が影響をもたらしているとしています。
そして、「動機付け要因」は、満足度の要因となる一方で不満足度の要因とはならず、
「衛生要因」は、満足度の要因とはならない一方で不満足度の要因となるとしています。
◆動機付け要因
達成、承認、昇進、成長
⇒ 満足に関わる要因
◆衛生要因
職場環境、管理方式、人間関係、心身の健康状態
⇒不満足に関わる要因
つまり、社員の定着・活躍のためには、
満足度を高める動機付け要因を増やし、
不満足をもたらす衛生要因の改善をする、
ということになります。
キャリアコンサルタントは、社員の方との面談を通じて、ご支援させて頂くことも可能です。
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