モチベーションに関する理論

福山研一

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キャリアコンサルタントの福山です。

経営者や人事責任者の方など、主体性のある社員の採用や育成を望まれることが多いように思いますが、キャリアコンサルティングの観点では、「モチベーション」というのが重要なキーワードの一つになります。

今回は、ちょっとカタくなりますが、まずは理論的な切り口で「モチベーション」について、紹介したいと思います。

モチベーションは、大きく分けて「内容理論」と「プロセス理論」の2つがあり、それぞれで多くの学者が様々な理論を展開しています。

内容理論

個人の行動を動機づける要因を探るもの。

マズローの欲求段階説
マグレガーのX理論・Y理論
ハーズバーグの2要因理論
マクレランドの達成欲求理論

…等々あって、マズローの欲求段階説が最も有名かと思いますが、これはまた次の機会に詳しく取り上げたいと思います。


プロセス理論

モチベーションがどのようなプロセス、あるいはメカニズムで起こるかを明らかにするもの。

ヴルームの期待理論
ポーター=ローラーの期待理論

といった理論がありますが、ポーター=ローラーの理論では、

個人の「努力」の程度は、「報酬の価値(誘意性)」と「報酬への期待」によって決定される、

要は、魅力的な報酬があり、その報酬が手に入りそうだと思う

というのが動機づけになるそうで、

この「報酬」というのも、
給与や地位など「外的報酬」よりも、仕事の達成感や周囲からの賞賛など「内的報酬」が、より強い動機づけになる、

と考えられています。

以上、何かのヒントになれば。

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