仕上げのクオリティーを重視し、見栄えの良い内装工事がこだわり（3/3）

全国からのニーズに応えるとともに、地元にサービスを広めることが目標

　草野さんが現職に就いたのは父の影響も大きいとか。
　「私の父はハウスクリーニングをしていて、中学生の頃から網戸のメンテナンスなどを手伝っていました。お客さまの期待に応えられるよう真面目に業務に向き合っている父の姿を見て、いつか自分も人の役に立つ仕事がしたいと思いました。父は今でも現役で、完工後の清掃を頼むことも多いんですよ」

　これまで数々の案件を請け負ってきた草野さん。用いる素材についても知識が豊富です。
　「壁紙の種類もさまざまで、よく使われる『ビニールクロス』だけでなく、欧米では主流の『紙クロス』、高級感があり耐久性も備えた『織物クロス』、耐火性に優れた『珪藻土、しっくいクロス』など用途やシーンに合わせて選ぶことができます。他にも抗菌や防汚、消臭などそれぞれに特徴があるので、ぜひプロにお問い合わせください」

　各方面から引き合いがあり、現在は栃木県だけでなく、東京の大型商業施設やアミューズメント施設、ホテルなどの現場にも携わっています。
　「ありがたいことにリピートいただくお客さまが多く、一緒に働いたことのある同業者からも声を掛けてもらえるので、全国各地からオファーをいただきます。ご要望があれば、どちらにでも伺います」

　これからは、ともに頑張ってくれる仲間を増やし、自社のサービスを地域に広めたいと考えているとのこと。リフォームのことなら佐野市の「草野内装」と、すぐに思ってもらえるような存在を目指します。

（取材年月：2023年9月）

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