仏壇には、ご本尊として「木の仏像」を
月を見上げて、感謝を想う
秋の夜空に、やわらかな光を届けてくれる月。
忙しい毎日の中でも、ふと見上げると、心が静かにほどけていくようです。
十五夜に続き、秋には「十三夜」というお月見があります。少し満ち足りない月の姿にも美しさを見いだす、日本ならではの風習です。
お月見は、秋の実りに感謝するひととき。
その感謝を、私たちの命をつないでくださったご先祖様にも届けてみませんか。
お月見のお団子や旬の味覚を、お仏壇にも少しお供えして、そっと手を合わせる。
「今年も秋を迎えられました」
「家族で元気に過ごしています」
そんな日々の報告も、大切な供養のひとつになるのではないでしょうか。
かつて一緒に眺めた月や、家族で囲んだ食卓。
季節の行事は、大切な人との思い出を、やさしく呼び起こしてくれます。
お供えしたものは、頃合いを見て下げ、家族でありがたくいただきましょう。その食卓で思い出を語る時間も、想いを次の世代へつないでくれます。
月を眺める時間と、お仏壇に向かう時間。
今年の秋は、そのふたつをつなげて、感謝の気持ちを伝えてみませんか。
穏やかな月明かりとともに、こころのやすらぎが広がりますように。


