卒業と守り本尊 ― 人生の門出に寄り添う仏さま
ハロウィンとお盆――大切な人を想う、ふたつの季節
街にかぼちゃの飾りが並び、ハロウィンが近づいてきました。仮装やお菓子を楽しむ行事として親しまれていますが、その背景には、亡き人や目に見えない世界に心を向けてきた歴史があります。
日本にも、ご先祖さまや亡き人を想うお盆があります。ふたつの行事は、由来も祈りの形も異なります。それでも、今を生きる私たちが、目の前にいない存在を心に思い浮かべるところに、どこか通じるものを感じます。
今年のハロウィンは、楽しい時間の中に、思い出を語るひとときを添えてみませんか。
「おじいちゃんは、甘いものが好きだったね」
「おばあちゃんにも、この笑顔を見せたかったね」
そんな何気ない会話が、世代をつなぐきっかけになります。
秋のにぎわいの中で、大切な人を想う。そこにも、こころのやすらぎがあるのかもしれません。


