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LA山火事 近所は全滅なのに1軒だけ無傷。明暗を分けたその理由とは
山火事にあっても、燃えない建物が存在しているようです。
2025新年そうそうに、アメリカ LA山火事が発生しました。心痛めている方も多いと思います。アメリカの山火事の中で、過去最大級の山火事の様です。米西部カリフォルニア州ロサンゼルス近郊で1/7日から続く山火事は、発生から約10日が経過した現在1/20現在も収束の見通しが立たない状況です。
建築学的視点で、記事が目に留まりました。火災建物の中で、1軒だけ燃えなかった建物の存在がある事が話題になっているようです。
https://x.gd/Fulzd
●記事内容
先週ロサンゼルス北西部を焼き尽くした山火事の被災地に、焼失を免れた1軒の住宅がある。熱心な環境保護主義者であるカリナ・メアー博士と、夫で建築士のマイケル・コバックさんの自宅だ。コバックさんは持続可能で、山火事に耐えられるよう設計した。
●LAは、山火事で有名な都市です
今年は偏西風蛇行の影響で乾燥した強風による火災が頻発しているLAは、過去最大級の山火事が現在もくすぶっている状況です。危険な状態が続いているようです。
●こだわりの建築士が自宅を設計した建物
寒い時期、毎年偏西風の影響で乾燥した強風による火災が頻発するLAは、過去最大級の山火事が現在もくすぶっている状況です。危険な状態が続いているようです。今回注目されているのは、1軒だけ燃えずにいる建物がある事です。火事対策の取れている建物であるようです。
●燃えない建物の仕組み
①建物にスプリンクラー設置
②建て主は持続可能で、山火事に耐えられるよう設計。
③耐火性の外装材を使用したこと。
④植栽された屋根、防火剤を散布できるスプリンクラーを設置。
⑤住居の周りに「防御空間」と呼ぶスペースを設置。
⑥炎が建物から建物へと燃え広がるリスクを低減させた。
●住宅基本設計の根拠にしたこと
①Laの過去の火災を調べ上げ、南カリフォルニアの歴史を熟知している事
②少なくとも近所で火災が発生する時が来るだろうと強く認識していた。
③だから家を火災に強く、かつ持続可能なものに設計した事。
●コバックさん(建て主)コメント
われわれはすぐに気候問題を変えられるわけではない。当面は米南東部で見られた洪水や、ハリケーン、カリフォルニアの山火事などに対処するにあたり、脅威が何であるかを現実的に考え、それに応じた建物の設計をしなければならない」(コバックさん)
●これからの家づくりは、建築地の気象条件要検討
そして高断熱・高気密・高耐震・高耐久・高品質 大丈夫でしょうか。
建築の設計条件は、多方面にわたる検証が必要になってきます。
分析していくが必要です。ハザートデータも重要です。調べておくべきです。
瀧口建設株式会社
https://takiguchi.net/



