心が変われば運命が変わる ウィリアム・ジェームズ
週末3日間 富士山のふもと 御殿場にて、禊の研修を受けてきました。
12月から準備を進めていました。
この寒い時期に、滝行(たき ぎょう)実施です。
今回の研修は、倫理法人会のお勧めが、事のきっかけでした。
命を懸けて、場にのぞみます。滝と向かい合います。
中途半端な、気持ちは、許されません。
命を懸けた禊の儀式です。
慎重な作業が進んでいきました。
1月29日30日31日 3日間の修行です。
滝行は、最終日に実施です。
今回、事前健康診断告知書に基づき、講師先生の、チェックがあり
希望されても、外される場面が多々ありました。
運の悪い事に、私自身も、該当者の一人として、はねのけられました。
かなりのショックを受けました。
改善できないか、研究所と掛け合いました。
しかし、だめでした。
命を懸けての禊の儀式、体調の不良は、事故を招き、死に至ります。
事故が発生すれば、今後の滝行も継続不可能となります。
研究所に、迷惑をかけるわけには、行きません。
熟慮のうえ、滝行断念を決めざるを得ない状況に追い込まれました。
出発の前夜、トランクに、着替え類を準備し荷造り完了しました。
まだ未練もあり、最後に、『越中ふんどし』もトランクの片隅に入れ、
持参してみる事にしました。
研修会場の御殿場は、標高650m高地です。
会場に到着すると、チャレンジコース (滝行)は、血圧測定から始まり
健康具合がチェックされます。
受付チェックの場で、個人的な思いが、誰かの力を借りたように、掛け合いが
始まってしまいました。真剣な態度で、真正面から、思いを告げ始めました。
魂の言霊が発せられたと思います。
その状況を、しっかりと見守ってる方が、いました。
そして、突如、口火を切り始めました。
滝行の最高責任者でした。
滝行を指導される方です。指導者として、より上の修行を積まれ
知識と経験則に基づく、心霊の世界を読み取れる方です。
声を掛けられました。
最高責任者の印象的な言葉に驚きを覚えました。震えました。
まず、血圧を計ってください。まず見てみましょう。
責任者自ら、血圧計セットしていただけました。
高地の為、低血圧の自分ではありますが、驚く、血圧値でした。
もう一度、深呼吸をして、計ってみましょう。
数回行うと、冷静な状況になり、基準値を下回り、数値クリアできました。
最高責任者が、ぽつり言葉を発しました。
何かご縁を感じる。
血圧値が基準値以下ならば、俺の判断で許可する。
状況が良くなければ、しっかり見守る。
出来ない状態ならば、中止決断する。
震えが止まりませんでした。
団体行動では、ルールは守らねばいけません。今回は100名を超える大集団です。
ルール違反は、決して許されません。
覚悟のうえでの、申し立て、私も必死でした。
最高責任者の幾年にも及ぶ修行体験が、経験則が、今回の事態に繋がって
行ったのだと思われます。神秘の世界の出来事と感じています。
富士山の地下150mからくみ上げられている、霊力満ち溢れる水に接し
滝行を行います。禊の儀式です。
私は、限りなく、例外的条件で、滝行を許可されました。
無事、滝行を実施する事が出来ました。驚異的な事だと思います。
かなわなかった夢が実現できました。不可能な事が、可能となりました。
今回の禊に対して、私は、転換点を感じたように思います。
御礼状を早速お送りしました。
気づいたことは、即行、即止、間髪入れず実行を
すぐに、ご返事が届きました。
『滝行にご案内する真心と、ご先祖様の恩愛に導かれた賜物と
感謝申し明けます。』
素晴らしい、お言葉をいただき、目頭が熱くなる思いがしています。
使命を感じ、ご先祖様に、見守られている事に深く感謝して、生きていこう。
あきらめてはいけない。
感動しています。