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浜松市 地震被災建築物応急危険度判定 訓練開始

2013年7月25日 公開 / 2014年7月18日更新

テーマ:住宅講座

コラムカテゴリ:住宅・建物

浜松を含め東海地方では、大規模な地震発生が懸念されています。
行政も動きを活発にしてきています。
賛同を求める通達が弊社にも届きました。
今回は、建物の被害を判定する判定訓練に自主参加です。
その時は、必ず来ます。避けては通れない、大規模地震に
真正面から向き合おうとしています。

浜松市建築行政に深く関わり、感謝の意味を込め、大規模な地震発生の
際には、まず人命を守る事。
建築に携わる立場の人間として、貢献するのは、当然の使命と考えます。



小学校の体育館をモデルとして、実際の建物を判定訓練実施
しました。2名1チームで、ペアを組んで活動することになります。

判定用紙

基準に基づき、三つの色で、判定をしていきます。
イエローカードは、要注意
レッドカードは、立ち入り禁止
グリーンカードは、安全です。問題なし。

下げ振り

下げ振りも使用して、柱・壁の傾き状態を確認していきます。
やる事は、アナログですが、1/60以下の傾きでしたらOKです。

判定士

浜松から委託を受け、建物診断をしていきます。
基本は、奉仕作業です。お役にたちたいという気持ちがスタートです。

隙間ゲージ

外壁クラックもしっかりチェックしていきます。
2mmを超えるクラックは、損傷度Ⅳとなります。


浜松市内で、応急危険度判定士は、1600名程度いるそうです。
実際に動けると言う自己申告は、30% 480名程度
起きてほしくない、大規模地震、明日かもしれない。
事前準備は、大丈夫でしょうか。
人命を守るために、お役に立ちたいと考えています。

この記事を書いたプロ

瀧口繁

天然素材と家相の知恵を活かす住宅設計のプロ

瀧口繁(瀧口建設株式会社)

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